2023.04.22

カワイ・レナードが往年のレジェンドらに次いで記録を保持…RSの勝率で歴代3位に

レジェンドに次ぐ偉大な記録を残しているレナード(中央)[写真]=Getty Images
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 リーグ屈指のオフェンスとディフェンスを兼ね備え、ロサンゼルス・クリッパーズのエースとして同チームをけん引しているカワイ・レナード。現在はフェニックス・サンズとのプレーオフ1回戦の最中であり、第1戦、第2戦と続けて優れたスタッツを記録している。

 リーグデビューからの7シーズンを“常勝軍団”と恐れられたサンアントニオ・スパーズで過ごし、名実ともにスター選手の仲間入りを果たしたレナード。現地メディア『ESPN』によると、彼はマジック・ジョンソン(元ロサンゼルス・レイカーズ)、ラリー・バード(元ボストン・セルティックス)に次ぎ、レギュラーシーズンで歴代3位の勝率を記録しているという。

 選定基準はレギュラーシーズンに最低400試合出場しているプレーヤーで、3位のレナード(計628試合)は73.57パーセントをマーク。73.95パーセントで首位のマジック(同906試合)、73.58パーセントで次点のバード(同897試合)ともほぼ変わらない数字を叩き出している。

 今季のレギュラーシーズンでレナードは52試合に出場しており、1試合平均23.8得点6.5リバウンド5.2アシストをマーク。今シーズンの序盤こそ欠場が続いたものの、以降は定期的に欠場の日を設ける“ロード・マネジメント”を行い、出場時には圧巻のパフォーマンスを披露してきた。

 今年のプレーオフ1回戦では敵地で貴重な1勝を挙げ、ホームに戻ってきたクリッパーズ。しかしレナードは右ヒザの捻挫で第3戦、第4戦と続けて欠場が決まり、ケガで離脱しているポール・ジョージもサンズとのシリーズには間に合わない模様だ。

 第3戦ではノーマン・パウエルが42得点5リバウンド3アシスト、ラッセル・ウェストブルックが30得点8リバウンド12アシストを挙げるも、僅差で白星を逃したクリッパーズ。レナードには少しでも早く戦列に復帰し、勝利を引き寄せる存在となってもらいたい。

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