サンズとのシリーズ最後の3戦を欠場したクリッパーズのレナードが右ヒザの半月板断裂

サンズとのシリーズ途中に離脱したレナード[写真]=Getty Images

　4月26日（現地時間25日、日付は以下同）。ロサンゼルス・クリッパーズはフェニックス・サンズとの「NBAプレーオフ2023」ファーストラウンド第5戦に130－136で敗れたことで、ポストシーズンから姿を消した。

　17日の初戦こそカワイ・レナードがゲームハイの38得点に5リバウンド5アシストの大暴れを見せるなど、クリッパーズが115－110で勝利し、好発進を見せたものの、第2戦から4連敗となり、1勝4敗で1回戦敗退に。

　クリッパーズはポール・ジョージが右ヒザ捻挫のためシリーズ全休、レナードも第3戦から3戦連続で欠場と、2枚看板をケガで欠くという苦しい布陣で戦うことを余儀なくされた。

　当初レナードは右ヒザの捻挫と報じられていたのだが、27日になって右ヒザの半月板断裂と診断されていたと『The Athletic』と『ESPN』が報道。クリッパーズは、今後2週間、レナードの右ヒザの治療をしていくことになると『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者が報じた。

　シリーズ2戦で平均34.5得点6.5リバウンド6.0アシスト2.0スティールを残したものの、レナードは初戦で右ヒザを負傷しており、第2戦はケガを抱えながらプレーを続けていたという。

　31歳のレナードは、2014年にサンアントニオ・スパーズ、2019年にトロント・ラプターズで優勝とファイナルMVPを獲得しているほか、最優秀守備選手賞に2度選ばれるなど現役屈指の実績を持つ実力者。

　だが2016－17シーズンを最後に、相次ぐケガのためレギュラーシーズンで61試合以上に出場できていない。

2023.11.08

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