2023.05.01

ヒートが敵地でニックスを撃破…バトラーがダブルダブルの活躍でシリーズ初戦に白星

ヒートの勝利に大きく貢献したバトラー(左)とアデバヨ(右)[写真]=Getty Images
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 5月1日(現地時間4月30日)、「NBAプレーオフ2023」のイースタン・カンファレンス・セミファイナルが行われ、マイアミ・ヒートニューヨーク・ニックスとアウェーでの第1戦に臨んだ。

 通算6度目の激突となるニックスとヒートによる注目のシリーズ初戦は、試合開始からゲイブ・ビンセントの連続得点でヒートがリードする。しかし、終盤にはニックスのRJ・バレットオビ・トッピンに次々と得点され、21-32で第1クォーターを終えた。

 続く第2クォーター、中盤からジミー・バトラーとビンセントを中心に得点を重ねたヒートだったが、ジェイレン・ブランソンにこのクォーターだけで11得点を奪われ、ニックスとの点差をなかなか詰められない。それでも、終盤にはカイル・ラウリーがアシストにブロック、3ポイントと攻防両面で存在感を放ち、50-55で試合を折り返した。

 迎えた第3クォーター、序盤にマックス・ストゥルースの連続得点で逆転に成功したヒートは、ケビン・ラブが3ポイントを沈めると、その後はバトラーが立て続けにダンクを決めるなど、チームをけん引。さらに、ビンセントとラウリーの長距離砲も決まり、81-75とリードして最終クォーターへ。

 勝負の第4クォーター、開始からバム・アデバヨやラウリーの得点でリードを保つ。さらに、バトラーがフリースローで得点を伸ばすと、試合残り2分53秒には10点差に。その後は約2分近くにわたって互いに無得点となると、最後はヒートが108-101でニックスを振り切った。

ニックスのエース、ブランソン(右)を第4クォーターでは4得点に抑えた[写真]=Getty Images

 シリーズ初戦に勝利したヒートは、バトラーが25得点11リバウンド、ビンセントが20得点5アシスト、ラウリーが18得点5リバウンド6アシスト4ブロック、アデバヨが16得点8リバウンドをマークした。

 一方のニックスは、バレットが26得点9リバウンド7アシスト、ブランソンが25得点5リバウンド7アシスト、トッピンが18得点8リバウンドと奮闘するも、ホームで黒星を喫した。

■試合結果
ニューヨーク・ニックス 101-108 マイアミ・ヒート
NYK|32|23|20|26|=101
MIA|21|29|31|27|=108

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