Bリーグ公認応援番組
『B MY HERO!』
4月16日(現地時間15日、日付は以下同)に「NBAプレーオフ2023」がスタートし、イースタン・カンファレンスはファーストラウンド全4カードの決着がついた。
カンファレンス・セミファイナルの対戦カードは、第2シードのボストン・セルティックスと第3シードのフィラデルフィア・セブンティシクサーズ。そして第4シードのクリーブランド・キャバリアーズを4勝1敗で下した第5シードのニューヨーク・ニックスと、第1シードのミルウォーキー・バックスを4勝1敗で撃破した第8シードのマイアミ・ヒート。
今シーズンで創設77シーズン目のニックスと、35シーズン目のヒートがプレーオフで激突するのは2012年以来、通算6度目。そのうち1997年から2000年まで、実に4年連続で戦い、いずれもシリーズ最終戦までもつれる大激戦となった。
両チームがこれまでプレーオフで繰り広げてきた激闘を語るうえで、欠かせないのが現在ヒートの球団社長を務めるパット・ライリー。指揮官として1980年代にロサンゼルス・レイカーズで計4度の優勝を飾った名将は、1991-92シーズンからニックスのヘッドコーチ(HC)へ就任。
パトリック・ユーイングやチャールズ・オークリー、ジョン・スタークス(いずれも元ニックスほか)らを擁し、タフでフィジカルなディフェンシブチームを作り上げ、1994年のプレーオフではイーストを制してNBAファイナル進出。アキーム・オラジュワン率いるヒューストン・ロケッツ相手に3勝2敗と王手をかけるも、第6、7戦を落として優勝を逃した。
するとライリーは1994-95シーズン終了後にニックスの指揮官を辞任。その後1995年9月にヒートの球団社長兼HCへ就任したのである。その後、指揮官としてヒートを率いてきた。
一方のニックスは、ライリー辞任後にドン・ネルソンが後任となるも、1995-96シーズン途中に解任され、ライリーの下でアシスタントコーチ(AC)を務めてきたジェフ・バン・ガンディがHCへ就任し、師匠ライリーと4年連続でプレーオフという大舞台で激突したのである。
ニックスとヒートがこれまでプレーオフで対戦してきた戦績は下記のとおり。
※1998、1999年のファーストラウンドは3戦先勝
■1997年カンファレンス・セミファイナル:4勝3敗でヒート勝利
ニックスの3勝1敗で迎えた第5戦。フリースローの場面でヒートのPJ・ブラウンとニックスのチャーリー・ウォードがベースラインで乱闘となり、周囲の選手たちだけでなくベンチにいた選手たちもコートへ出てしまい、ニックスはその試合を落としただけでなく、第6、7戦で主要選手が出場停止処分となり、ヒートが3連勝で制した。
■1998年ファーストラウンド:3勝2敗でニックス勝利
第2シードのヒートと第7シードのニックスによるマッチアップは、2勝1敗で王手をかけたヒートが第4戦でシリーズ決着を狙うも、試合終盤にヒートのアロンゾ・モーニングとニックスのラリー・ジョンソンが乱闘を展開。シャーロット・ホーネッツ時代にはチームメートでもあった両選手は第5戦が出場停止となり、大黒柱を失ったヒートが敗れた。
■1999年ファーストラウンド:3勝2敗でニックス勝利
ヒートは第1シード、ニックスは第8シードと、対照的な戦績だったものの、シリーズは最終第5戦までもつれ、最後はアラン・ヒューストンの劇的なフローターがリングをくぐり抜け、ニックスが当時NBA史上2度目となる第8シードによるアップセットを達成。
■2000年カンファレンス・セミファイナル:4勝3敗でニックス勝利
2勝2敗で迎えた第5戦をヒートが制して王手をかけるも、ニックスが第6戦を2点差、第7戦を1点差で制してシリーズ勝利。7試合がいずれも8点差以内の決着という接戦のなか、ラトレル・スプリーウェル、ヒューストン擁するニックスが勝ち切った。
■2012年ファーストラウンド:4勝1敗でヒート勝利
レブロン・ジェームズ(現レイカーズ)とドウェイン・ウェイドを中心とした布陣でその年に優勝したヒートが3連勝で一気に王手。第4戦でカーメロ・アンソニー(現無所属)が41得点を奪ってニックスが一矢報いるも、ホームに戻ったヒートが第5戦を制した。
現在ニックスで指揮を執るトム・シボドーHCは、1996-97から2002-03シーズンまでニックスでAC、ヒートのエリック・スポールストラHCは1997-98シーズンからヒートのACを務め、ヒートの指揮官になって今シーズンで15年目。
当時のことを知るシボドーHCは「最高じゃないか。選手たちは若すぎるから、彼らのうち数人は(あの当時)おそらくまだ生まれてもいなかった。だがあの歴史の一部になっていた人たちからすれば楽しいものだ。激しい競争が大好きならば、あれがすべてだ」と『ESPN』へ話しており、スポールストラHCも「ヒートとニックスによるプレーオフのシリーズは、いつだってリーグにとっていいことだ」と『Palm Beach Post』へ語っていた。
1997年から2000年にかけて、4年連続でプレーオフを競い合ってきた両チームによる今年のカンファレンス・セミファイナルは、5月1日にニックスのホーム、マディソン・スクエア・ガーデンで幕を開けることとなる。
楽天モバイルなら
追加料金0円でNBAが楽しめる!【PR】
楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」を契約すると、通常4,500円(税込)の「NBA LEAGUE PASS for 楽天モバイル」で何と追加料金0円でNBAを楽しめます。
携帯キャリアを乗り換えず、「デュアルSIM」としての契約もおすすめ。最安料金は1,000円(税込)以下! 世界トップのバスケをお得に観戦できるチャンスをお見逃しなく。
八村塁の活躍を見逃すな!
世界最高峰のNBAを観るなら
WOWOWオンデマンドで【PR】
「WOWOWオンデマンド」とは、テレビやBS視聴環境がなくてもWOWOWのコンテンツを月額2,530円(税込)で楽しめるサービスです。