今年の”ドラ1“ウェンバンヤマがサマーリーグデビューする8日のチケットが完売

　NBAは7月4日（現地時間3日、日付は以下同）からサマーリーグがスタート。4日と6日は「カリフォルニア・クラシック・サマーリーグ」、4日と6日、7日は「ソルトレイクシティ・サマーリーグ」が開催されている。

　今年のドラフトで、サンアントニオ・スパーズは1巡目全体1位でビクター・ウェンバンヤマを指名したものの、同選手は「カリフォルニア・クラシック・サマーリーグ」へ出場していない。

　それでも、キャリア2年目のジュリアン・シャンパニーが2試合で平均29.0得点6.5リバウンド2.0スティール1.0ブロックと暴れ回っており、スパーズはシャーロット・ホーネッツ、ロサンゼルス・レイカーズを下して2戦負けなしを誇っている。

　ウェンバンヤマがドラフト後に初めてコート入りするのは、今月8日から18日にかけてラスベガスで開催される「NBA2K24 サマーリーグ」となる。222センチの超大型新人が所属するスパーズは、8日の大会初日にホーネッツと対戦する。

　ホーネッツには今年のドラフト1巡目全体2位指名のブランドン・ミラーがおり、初戦で今年のドラフトトップ2指名選手が激突することとなるだけに、会場のトーマス&マックセンターは大盛り上がりすることになりそう。

　というのも、NBAは6日の時点で8日のチケットが完売したことを発表しているからだ。この日ラスベガスでは計8試合が組まれており、ポートランド・トレイルブレイザーズからドラフト全体3位指名されたスクート・ヘンダーソンもデビューすることから、彼らのパフォーマンスは必見だ。

　昨シーズンのウェンバンヤマは、LNB Pro A（フランス）のメトロポリタンズ92で平均32.1分21.6得点10.4リバウンド2.4アシスト3.0ブロックをマーク。一方のミラーはアラバマ大学で平均32.6分18.8得点8.2リバウンド2.1アシストを残すも、「カリフォルニア・クラシック・サマーリーグ」では2試合の出場で平均29.4分12.0得点4.5リバウンド5.0アシスト1.0スティールに3ポイントシュート成功率44.4パーセント（平均2.0本成功）を記録する傍ら、計13回のファウルを犯しており、ディフェンスに苦しんでいる。

　会場をラスベガスへ移して迎える8日の一戦で、サマーリーグデビューするウェンバンヤマとヘンダーソン、そしてミラーといった注目のルーキーたちがどんなプレーを見せてくれるかを楽しみに待ちたいところだ。