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218センチのビッグマンがサンズへ加入[写真]=Getty Images
7月17日（現地時間16日、日付は以下同）。フリーエージェント（FA）のボル・ボルが、フェニックス・サンズとの1年契約に合意したと『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者が報じた。
2019年のドラフト2巡目全体44位でマイアミ・ヒートからドラフトされ、その後デンバー・ナゲッツへトレードされてNBA入りとなった男は、ブロックショット王に2度輝いたマヌート・ボルの息子。
昨シーズンにオーランド・マジックでローテーション入りした218センチ99キロの細身のビッグマンは、70試合の出場でいずれもキャリアハイとなる平均21.5分9.1得点5.8リバウンド1.0アシスト1.2ブロックを記録。
高さと長さを兼備するボルは、昨シーズンにスムースなボールハンドリングで相手ディフェンダーを交わして軽々とダンクでフィニッシュしたり、器用にビハインド・ザ・バック・パスを繰り出すなど注目を浴びていた。
7月5日にマジックからウェイブ（保有権を放棄）されたことで、制限なしFAとなっていた23歳の男は、サンズの一員として今シーズンへ臨むこととなった。
デビン・ブッカー、ケビン・デュラント、ブラッドリー・ビールのビッグ3にビッグマンのディアンドレ・エイトンを擁するサンズだが、この日キャメロン・ペインをサンアントニオ・スパーズへトレードしてFAのボルをロスターへ加えたことで、主軸4選手を除く11選手はいずれも最低年俸の契約に。
『ESPN』のボビー・マークスによると、サンズはこの動きによっておよそ2640万ドル（約36億4320万円）のタックスをセーブすることになったという。
ボルは主にエイトンの控えとして、ドリュー・ユーバンクスやチメジー・メトゥらとともにプレータイムを争っていくこととなる。
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