2023.07.17

サンズのキャメロン・ペインがスパーズへトレード…2021年のファイナル経験組は2選手に

サンズの古株ペインが退団へ[写真]=Getty Images
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 7月17日(現地時間16日、日付は以下同)。フェニックス・サンズがまた新たに動いた。

 サンズはキャメロン・ペインと将来のドラフト2巡目指名権をサンアントニオ・スパーズへ放出し、その見返りとして将来のドラフト2巡目指名権を獲得。さらに、サンズは2026年のドラフト1巡目指名交換権をオーランド・マジックへ手放し、将来のドラフト2巡目指名権3本を手に入れたと『ESPN』が報道。これでマジックは2024年から2030年までの7年間で、ドラフト1巡目指名権8本、2巡目指名権12本を保持することとなった。

 今回、スパーズへトレードとなったペインは、NBAキャリア8年を誇る185センチ83キロのポイントガード。来月8日に29歳を迎えるレフティは、2020年7月1日にサンズと契約。

 新型コロナウイルスのパンデミックによって中断を余儀なくされた2019-20シーズン。ペインはフロリダ州オーランドの“バブル”(隔離された施設)で再開された第2幕のシーディングゲーム(順位決定戦)で8試合すべてに出場し、平均22.9分10.9得点3.9リバウンド3.0アシストを残してチームの8戦全勝に貢献した。

 2021年にはクリス・ポール(現ゴールデンステイト・ウォリアーズ)の控えとしてNBAファイナルを経験しており、在籍約4シーズンで計174試合に出場して平均20.2分9.8得点2.6リバウンド4.2アシストをマーク。

 だがこの日トレードで退団になったことで、サンズの現有戦力で2021年のファイナルを経験しているのはデビン・ブッカーディアンドレ・エイトンのみとなった。

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