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昨今、NBAで問題視されているロードマネージメントについて、リーグは新たな休養ポリシーを設定し、投票に移行するようだ。
『The Athletics』によると、理事会は同じ試合で2名以上のスター選手が休場しないよう、新規定についての投票を実施する見込みだという。
現行のルールでは、チームが健康な選手を全国放送の重要な試合で休ませることを禁止しており、複数選手を同じ試合で欠場させるべきではないとしている。
一方、新たなポリシーには、チームはスター選手が全国放送される試合、および2023-24シーズンより開催されるインシーズン・トーナメントに出場できるよう保証しなければならないと記されているようだ。そして、スター選手のロードゲームとホームゲームにおける欠場数のバランスを維持し、そのような欠場はホームで行われることを優先する必要があり、この方針では健康なスター選手の長期休養も控えるように要求される。
新たなポリシーでは、たびたび“スター選手”への言及があるが、スター選手とは誰を指す言葉なのだろうか。
理事会は、スター選手について「過去3シーズンでオールスターまたはオールNBAチームに選出された選手」と定義。すなわち、この規定の影響を受けるのはゴールデンステイト・ウォリアーズやミネソタ・ティンバーウルブス、シカゴ・ブルズといった複数のエリートプレーヤーを抱える球団のみであり、現状のロスターではワシントン・ウィザーズや、昨シーズンのチャンピオンであるデンバー・ナゲッツは該当しない。
最も頭を悩ますのは、ロサンゼルス・クリッパーズだろう。同球団は、ポール・ジョージとカワイ・レナードをともに欠場させる傾向があり、優勝にはプレーオフにおける両選手の健康が必須条件となるため、近年はロードマネージメントを余儀なくされていた。
『CBC Sports』によれば、ロードマネージメントの違反に抵触した場合、初回は10万ドル(約1500万円)、2回目は25万ドル(約3700万円)、3回目以降の違反は1回につき100万ドル(約1億4700万円)の罰則金が科されるという。
NBAのアダム・シルバーコミッショナーは、2月のオールスターウィークエンドでもロードマネージメントに言及。「ファンが究極の裁定者であり、彼らは我々にNBAへの愛情を示しています」と述べ、医療データをもとに、ケガのないスター選手の欠場について否定的な意見を伝えていた。
しかし、『The Athletics』は新たなポリシーの抑制効果について、懐疑的な見解も示した。同メディアのジョン・ホリンガー氏は、腱鞘炎や背中のけいれんなど疑わしいケガが増加し、負傷者リストを使用した古典的な手法が復活すると予想した。
長年、議論の的となっているロードマネージメント。リーグ、球団、ファンのすべてが納得する解決策を見つけられる日はやってくるのだろうか。
文=Meiji
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