2023.10.19

NBAコミッショナーがオールスターの形式変更を検討…来年はイースト対ウェストで開催か?

前回イースト対ウェストで開催されたのは2017年のこと[写真]=Getty Images
バスケ情報専門サイト

 10月19日(現地時間18日、日付は以下同)。NBAコミッショナーのアダム・シルバーが『ESPN』の番組“First Take”へ出演し、スティーブン・A・スミス記者とのインタビューに応じた。

 そこでコミッショナーは、来年2月17日から19日にかけてインディアナポリスで開催される「NBAオールスター2024」のメインイベント、ゲインブリッジ・フィールドハウスで19日に行われるオールスターゲームに向けてこう話していた。

「我々は今年(今シーズン)のインディアナポリスで、いくつかフォーマットを変更することに目を向けています。どのようなチームにするかという点で、もっと伝統的な何かに戻すかもしれません。キャプテンがドラフト指名するという考え方になっていきました。ただ、イースト対ウェストというのが伝統的であることは明白です。我々はそういった何かを検討しています」

 1951年からスタートしたNBAオールスターゲームは、従来のフォーマットとしてイースタン・カンファレンスとウェスタン・カンファレンスから選出された選手たちでチームを形成して競い合ってきた。

 だが2017年を最後にこのイースト対ウェストのフォーマットが変更。翌2018年から2023年は、各カンファレンスでファン投票トップに立った選手がキャプテンとなり、スターター枠、リザーブ枠からそれぞれドラフト指名してオリジナルチームとして球宴の舞台で戦っていた。

 もし「NBAオールスターゲーム2024」でイースト対ウェストのフォーマットとなれば、2017年以来7年ぶりの開催となる。ちなみに、2017年のオールスターゲームではウェストが192-182でイーストを制し、MVPには当時史上最多となる52得点に10リバウンド2スティールを残したニューオーリンズ・ペリカンズのアンソニー・デイビス(現ロサンゼルス・レイカーズ)が選ばれている。