2023.04.19
2月20日(現地時間19日、日付は以下同)にユタ州ソルトレイクシティのビビント・アリーナで行われた「NBAオールスターゲーム2023」は、ヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)がキャプテンを務めた「チーム・ヤニス」が184-175でレブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)率いる「チーム・レブロン」を下した。
この日、右手首を捻挫していたアデトクンボは最初のポゼッションで左手ドリブルからボースハンドダンクを決めて交代。レブロンは前半途中に右手をリングへぶつけてしまったことで後半を欠場と、両キャプテンを途中から欠くことに。
そうした状況で主役へ躍り出たのがボストン・セルティックスのジェイソン・テイタムだった。試合前のドラフトで、アデトクンボはスターター枠としてテイタムを最初に指名。「彼とはちょっと話していたんだ。彼ならハードにプレーする、真剣に取り組んでくれると分かっていたから。だから考えるまでもなかったね」とキャプテンが明かしていた。
テイタムは第3クォーターだけで27得点の集中砲火。試合全体でもフィールドゴール成功率71.0パーセント(22/31)、3ポイントシュート成功率55.6パーセント(10/18)と絶好調で、ゲームハイの55得点に10リバウンド6アシストをたたき出した。
この55得点は、2017年にニューオーリンズ・ペリカンズのアンソニー・デイビス(現レイカーズ)が記録した52得点を塗り替えるオールスターゲーム史上最多得点。3ポイントシュート10本成功は、昨年のステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ/16本)に次ぐ歴代2位と、驚異的なスコアリングショーを披露。
「第4クォーターの途中で(記録については)知っていた。自分が49くらいで、デイム(デイミアン・リラード/ポートランド・トレイルブレイザーズ)が『52が記録だぞ。取りに行け』って感じで言ってくれたんだ」とテイタムは振り返る。
キャリア6年目のテイタムが初めてオールスターへ選出されたのは2020年。それはアイドルだったコービー・ブライアント(元レイカーズ)が他界して初めて開催された大会であり、同年からオールスターMVPは“コービー・ブライアント MVPアウォード”となった。
「僕にはものすごく特別なんだ。最初のオールスターが2020年のシカゴで、MVPの名称が改名されたからね。そこで、僕は自分自身に『いつか勝ち取ってやるんだ』と言い聞かせていたのを覚えているよ」と、自身初のMVPを喜んでいた。
12票のうち11票を獲得してオールスターMVPという新たな称号を手にしたテイタム。セルティックスはイースタン・カンファレンス首位かつリーグベストの42勝17敗を残しており、シーズンMVP候補にも入っている24歳のフォワードにとって、この日は特別なモチベーションがあったという。
この日テイタムの足元を支えていたのは、自身初のシグネチャーシューズ「ジョーダン テイタム1」で、記念すべきお披露目のゲームでもあった。「僕はMVPを勝ち取りたかった。55得点したとは思っていなかったけど、いいことは続くんだね」とテイタムは喜びをかみしめていた。
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