2023.10.23

レイカーズのスターター“最後の枠”は新加入のプリンスに…八村塁はベンチスタートへ

開幕戦で先発起用されるプリンス[写真]=Getty Images

バスケットボールキング編集部

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　10月22日（現地時間21日、日付は以下同）。ロサンゼルス・レイカーズのダービン・ハムHC（ヘッドコーチ）は、25日に敵地ボール・アリーナで行われるデンバー・ナゲッツとのレギュラーシーズン開幕戦で、トーリアン・プリンスがスターターへ入ると現地記者たちへ語った。

　レイカーズは「NBAプレーオフ2023」でカンファレンス・ファイナルまで勝ち上がり、リーグの4強に入ったチーム。すでにバックコートではディアンジェロ・ラッセル、オースティン・リーブス、フロントコートはレブロン・ジェームズ、アンソニー・デイビスをスターターとして起用することを明言しており、プリンスが最後の枠に入ることとなった。

　今オフにフリーエージェント（FA）としてレイカーズへ加入した29歳のプリンスは、NBAキャリア7年を誇る201センチ98キロのフォワード。プレシーズンゲームでは6試合のうち5試合を先発としてプレーし、平均17.6分9.3得点2.2リバウンド1.3スティールにフィールドゴール成功率55.9パーセント、3ポイントシュート成功率45.8パーセント（平均1.8本成功）をマーク。

　開幕戦では攻防両面で貴重な働きを見せていたベテランが先発入りすることとなったのだが、レイカーズ指揮官によるとこれはあくまで“状況的なもの”だという。先発候補のジャレッド・バンダービルトが左かかとを痛めているため、復帰後は先発起用されるかもしれない。

　なお、プレシーズン6試合の出場で平均20.3分10.5得点4.0リバウンド1.2アシストを残した八村塁に関しては、チームは八村がベンチからコートに立つことでオフェンス力がさらに引き出されることになると信じていると指揮官が口にしていたと『The Athletic』が報じていた。

　レイカーズは25日にナゲッツとのアウェーゲームへ臨み、27日にはホームのクリプトドットコム・アリーナにフェニックス・サンズを迎えることとなる。