2023.10.20

渡邊雄太が3Pにダンクなど12得点で存在感…八村塁との“日本代表対決”制す

サンズの渡邊雄太とレイカーズの八村塁[写真]=GettyImages
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 10月19日(日本時間同20日)、カリフォルニア州パーム・スプリングスにあるアクリシュア・アリーナで、日本代表の渡邊雄太が所属するフェニックス・サンズと、八村塁が所属するロサンゼルス・レイカーズによるNBAプレシーズンゲームが行われ、今季最初の“日本人対決”が実現した。

 両選手ともにベンチスタートだったものの、第1クォーター残り4分30秒から八村に続く形で渡邊がコートに立つと、いきなり日本代表同士がマッチアップ。同3分42秒で八村が放ったステップバックショットはリングに嫌われたが、対する渡邊は同1分34秒からミドルジャンパーで初得点を挙げ、さらに同3.4秒に左ウィングからレブロン・ジェームズの頭上を通す3ポイントシュートを沈め5得点。こちらは幸先の良いスタートをきった。

 第2クォーターは2人が同時にコートに立つことはなく、第3クォーター残り3分32秒から同時出場。渡邊は3ポイントとフリースローでスコアを伸ばし、同1分20秒にプレシーズンゲーム4試合中3度目となる2ケタ10得点に到達すると、第4クォーター最初のプレーではカッティングダンクを叩き込み笑顔を見せる場面も。リードを広げてもなお精力的にコートを走り回る姿勢が際立った。

 開幕前最後のプレシーズンゲームとなった一戦は、最終スコア123-100でサンズに軍配。前半だけで退いたサンズのケビン・デュラントがゲームハイの21得点を挙げ、レイカーズはレブロン・ジェームズがチーム最多の19得点をマーク。

 サンズの勝利に貢献した渡邊は、15分58秒の出場でプレシーズンゲーム出場4試合目で自身最多となる12得点、3リバウンド、1アシスト、フィールドゴール成功率50.0パーセント(4/8本)、±22の好成績を残した。一方、八村は19分11秒の出場で3得点、1リバウンド、フィールドゴール成功率20.0パーセント(1/5本)。第3クォーター残り4分58秒の3点プレー以降は得点がなかった。

 両チームにとっては、この試合がプレシーズンゲーム最終戦。サンズは24日(同25日)にゴールデンステート・ウォリアーズと、レイカーズはデンバー・ナゲッツと、それぞれ2023-24シーズン開幕戦を戦い、26日(同27日)の開幕2戦目で再戦。再び日本人対決が実現する。

■ NBA2023-24プレシーズンゲーム
フェニックス・サンズ 123-100 ロサンゼルス・レイカーズ
PHX|24|30|35|34|=123
LAL|20|38|15|27|=100

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