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インディアナ・ペイサーズは、11月7日(現地時間6日、日付は以下同)のサンアントニオ・スパーズ戦で自慢の攻撃力が大爆発。前半を終えてタイリース・ハリバートンが20得点5アシストを残すなど、なんと86得点も奪ってみせた。
『ESPN Stats & Info』によると、前半だけで86得点は、1990年1月16日のゴールデンステイト・ウォリアーズ戦と並んでフランチャイズ史上最多タイ。そして後半に入っても得点を量産したペイサーズは、最終スコア152-111でスパーズを一蹴。
球団史上最多タイの152得点をマークしたペイサーズでは、ハリバートンが23得点8アシストを残したほか、オビ・トッピンが19得点2スティール、バディ・ヒールドが19得点、マイルズ・ターナーが15得点11リバウンド、アーロン・ネスミスが15得点2スティール、ベネディクト・マサリンが10得点と、計6選手が2ケタ得点を残した。
そしてこの勝利で、ペイサーズのリック・カーライルHC(ヘッドコーチ)は通算900勝(796敗/勝率53.1パーセント)に到達。これまでにNBAチームで指揮を執ってきた348人のうち、歴代14人目の快挙であり、現在NBAで指揮官を務めているなかではスパーズのグレッグ・ポポビッチ(1369勝765敗/勝率64.2パーセント)とカーライルのみ。
カーライルHCとポポビッチHC。これまで両者は同じチームでコーチングスタッフをこなしたことはない。だがカーライルHCは“ポップ”ことポポビッチHCについてこう話していた。
「試合の後、とても感謝していることをポップへ伝えたんだ。ヘッドコーチの職に就く前、彼は私のメンターだった。ここ(インディアナ)でアシスタントコーチだった時、ラリー(ブラウン)が退団した後の後任にはなれなかった。するとポップが電話をくれて、サンアントニオのトレーニングキャンプへ誘ってくれたんだ…。あの時の経験が、私にものすごく大きな自信をつけてくれた。彼は数多くの若手コーチたちにとって素晴らしい存在なんだ」
4シーズンぶりのプレーオフ進出を目指すペイサーズは、7日終了時点でイースタン・カンファレンス5位の4勝3敗と、順調なスタートを切っている。
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