2023.11.09

シクサーズのジョエル・エンビードが58年ぶりの快挙…球団史上2人目の大台をクリア

セルティックス戦でも活躍したエンビード[写真]=Getty Images
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 11月9日(現地時間8日)。フィラデルフィア・セブンティシクサーズは、5勝1敗でイースタン・カンファレンス首位タイにいたボストン・セルティックスとの一戦を106-103で制し、イースト単独トップの6勝1敗とした。

 シクサーズでは大黒柱のジョエル・エンビードが27得点10リバウンド4アシスト4ブロック、タイリース・マクシーが25得点9リバウンド5アシスト2ブロックと両輪が躍動。さらにトバイアス・ハリスが17得点9リバウンド、ケリー・ウーブレイJr.が14得点8リバウンド、ポール・リードが8得点4リバウンドを残し、開幕2戦目から6戦負けなしとした。

 なかでも昨シーズンのMVPエンビードは開幕7試合を終えて平均31.7得点10.9リバウンド5.9アシスト2.3ブロックと猛威を振るっており、フィールドゴール成功率53.0パーセント、3ポイントシュート成功率40.0パーセント(平均1.4本成功)と、ショットも好調を維持している。

 『ESPN Stats & Info』によると、シクサーズのフランチャイズ史上、シーズン開幕から7戦を終えた時点で平均30.0得点10.0リバウンド以上を残したのはエンビードがわずか2人目だという。

 もう1人は“伝説の巨人”として恐れられたウィルト・チェンバレン(元フィラデルフィア・ウォリアーズほか)。1965-66シーズンに達成しており、そのシーズンを平均33.5得点24.6リバウンド5.2アシストで終えた。

 シクサーズというチームには、これまでチェンバレンだけでなく、ドルフ・シェイズやモーゼス・マローン、チャールズ・バークリー、ビリー・カニングハムといった素晴らしいフロントコートの選手たちが在籍してきた。

 今シーズンのエンビードは、チェンバレンに続いて58年ぶりの大台をクリアしたのだから、開幕から驚異的な活躍を続けていると言えるだろう。

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