2023.11.27

昨季ケガで全休し、今季NBAデビューを飾ったホルムグレンが語ったエンビードとの共通点

サンダーで主力の一角を務めるホルムグレン[写真]=Getty Images
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 11月26日(現地時間25日、日付は以下同)。オクラホマシティ・サンダーは、ホームのペイコム・センターでフィラデルフィア・セブンティシクサーズ戦に臨むも、同点4度、リードチェンジ12度の末に123-127で敗れたことで、連勝が6でストップした。

 シクサーズはジョエル・エンビードがいずれもゲームハイとなる35得点11リバウンド9アシスト4ブロック、タイリース・マクシーが28得点8リバウンド3アシストと2枚看板が大活躍。

 とはいえ、サンダーもチェット・ホルムグレンが33得点6リバウンド2アシスト3ブロック、シェイ・ギルジャス・アレクサンダーが31得点6リバウンド5アシスト2スティールと奮戦。27日を終えた時点でウェスタン・カンファレンス2位の11勝5敗という好位置にいる。

 なかでも昨シーズンを足のケガのため全休し、今シーズンからNBAデビューしたホルムグレンは、216センチ88キロという細身の肉体ながら、ここまでチーム2位の平均18.1得点に8.0リバウンド2.5アシスト2.3ブロックと、上々の成績を残している。

 シクサーズ戦後、ホルムグレンはエンビードとの意外な共通点を明かした。213センチ127キロのエンビードは、昨シーズンのMVPであり、今シーズンもここまでリーグベストの平均32.1得点に11.3リバウンド6.3アシスト1.0スティール1.9ブロックを残しているのだが、キャリア最初の2シーズンを足のケガで全休していた。

「彼との仲がすごくいいと言うつもりはないけど、同じトレーナーだから一緒にワークアウトもしてきた。だから同じジムにいることもあるんだ。僕は彼がどれだけ練習しているか見ているし、彼も僕のことを見ている。けどコートに立てば、僕らは競い合うんだ」

「彼と直接というよりも、僕は彼のトレーナー(ドリュー・ハンレン)と話すことが多い。彼のトレーナーはシーズン全休の過程から彼のことを見てきたからね。だからうまくなるためにどうすればいいか、たくさん助言をもらっている。それが僕にとってすごく役立っているのは間違いないと思う」

 4シーズンぶりのプレーオフ出場を目指すサンダー。レギュラーシーズンはまだまだ続くものの、新人ホルムグレンはここまで素晴らしい働きを見せているだけに、今後も大いに期待したいところだ。

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