2023.11.20

サンダーとのOTに敗れ6連敗のウォリアーズ…エースのカリーは「負け癖をつけたくない」

右ヒザの負傷から復帰したカリー[写真]=Getty Images
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 11月19日(現地時間18日)、ゴールデンステイト・ウォリアーズはホームのチェイス・センターでオクラホマシティ・サンダーと対戦。試合は延長戦にもつれる大激戦となった。

 第3クォーター中盤に最大18点のリードをつかんだウォリアーズだったが、シェイ・ギルジャス・アレクサンダーチェット・ホルムグレンらのオフェンスを止めきれず、117-117でオーバータイムに突入。延長戦失速したウォリアーズは6得点にとどまり、最終スコア123-130で悔しい黒星となった。

 右ヒザの負傷で2試合を欠場し、サンダー戦で復帰したステフィン・カリーは3ポイントシュート5本を含む25得点7リバウンド3アシストの活躍。チームトップ40分16秒の出場時間を挙げたベテランガードは、試合後の会見で「確かに、追い詰められている気がする」とチームの戦績について語った。

 今シーズンの開幕直後、10月28日のサクラメント・キングス戦から5連勝に成功するなど好調を維持していたウォリアーズだったが、現在は状況が一転。11月9日のデンバー・ナゲッツ戦から黒星が続き、サンダー戦も合わせると連敗数が「6」に上っている。

「これだけ連敗が続くと、これは解決しなければいけない問題になるし、シーズンのどんな時期でも、負けるメンタリティは受け入れたくないものだよ。ロッカールームに嫌な雰囲気が漂うのは本当に避けたい」(カリー)

 ウォリアーズは直近6試合のうち、ミネソタ・ティンバーウルブズとサンダーを相手にそれぞれ連戦。結果としてどちらも2敗となっており、避けたい黒星であったのは確かだろう。

 ウルブズとの第2戦、主力のドレイモンド・グリーンルディ・ゴベアにヘッドロックをかけ、現在は5試合の出場停止処分を受けている最中。チームも黒星が先行しているなかで、カリーはチームに良い流れをもたらすことができるだろうか。

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