2023.11.17

著名記者がジョーダン・プールの近況を報告…ウィザーズは今後のトレードを検討か?

今季からウィザーズでプレーしているプール[写真]=Getty Images
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 今シーズン、ゴールデンステイト・ウォリアーズからワシントン・ウィザーズへ移籍し、リーグ5年目を戦っているジョーダン・プール。ウォリアーズでは控えガードの役割を担うことも多かったが、新天地では先発ガードとしてプレーを続けている。

 プールは昨年の10月、ベテラフォワードのドレイモンド・グリーンと喧嘩騒動に。そのあとウォリアーズと4年1億4000万ドル(約207億2000万円)の延長契約を交わすも、結果として球団はグリーンを残し、今オフにプールを放出するプランを選んだ。

 ひと悶着あってウィザーズへと籍を移したプールだったが、今シーズンのチーム成績は現時点で2勝9敗と大きく負け越し。11月13日(現地時間12日)に開催されたブルックリン・ネッツ戦では、タイムアウト中にウェス・アンセルドJr.の指示を聞かないことでベンチメンバーと口論になり、「ここは俺のチームだ」などと発言する動画がSNSを中心に拡散された。

 若手ガードが順調とは言えないシーズンを送っているなか、NBAインサイダーのマーク・スタイン記者は自身のサイトで、ウィザーズがプールを将来構想に組み込んでいない可能性があると報告。長らくチームを支えたブラッドリー・ビールのような礎とはみなさず、今後のトレードで動かすことを検討していると話した。

 今シーズンの11試合を終えて、平均16.2得点2.6リバウンド3.6アシスト1.3スティールをマークしているプール。調子の波が激しいことや、新しいシステムに慣れる段階ということから完全体になり切れていない部分があるものの、早いうちにウィザーズでの“型”を見つけておきたいところだ。