2023.10.23

エンビードがプレシーズン最終戦で共演したマクシーを称賛「すごく良くできた」

シクサーズ在籍4年目のマクシー[写真]=Getty Images
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 10月21日(現地時間20日、日付は以下同)にホームのウェルズファーゴ・センターで行われたアトランタ・ホークスとのプレシーズンゲーム最終戦で、フィラデルフィア・セブンティシクサーズは120-106で勝利して2勝2敗で終えた。

 チームへトレードを要求しているジェームズ・ハーデンがプレシーズンゲーム全試合を欠場するなか、このホークス戦ではバックコートにタイリース・マクシーとディアンソニー・メルトン、フロントコートにはジョエル・エンビードトバイアス・ハリスPJ・タッカーというスターターがそろって出場。

 この日はメルトンが6本の長距離砲を沈めてゲームハイの29得点に5リバウンド2スティール、エンビードが21得点5リバウンド2ブロック、マクシーが15得点12アシスト3スティール、ハリスが11得点5リバウンド5アシスト、ケリー・ウーブレイJr.が11得点2スティールを残した。

 プレシーズン初出場となったエンビードは、試合後にマクシーの働きを称賛していた。

「彼がアシストでリーグをリードしたいならできるさ。見ていて最高だったよ。俺としては全員で始めたかった。そこで俺たちの2メンゲームやすべてのタイミングを確認しようとしたんだ。その点、すごく良くできたと思うね。同時に、ボールはこう着することなく、よく動いていた」

 今シーズンから、シクサーズはニック・ナース新HC(ヘッドコーチ)が指揮を執っており、ハーデン不在で臨むことが確実視されている現状では、マクシーの働きがカギを握ると言っていい。

 キャリア4年目を迎えた22歳のマクシーも、昨シーズンのMVPエンビードとのプレーに好感触を得ていた。

「良かったよ。彼はニック・ナースが持ち込もうとしているボールムーブメントを信じてやっていた。エルボーで何度かボールを手にしたけど、彼は僕たちへプレーを続けるようにさせていたし、そこからいくつかショットもできた。だからこれからもっと良くなっていくと思う」

 エンビードにマクシー、ハリス、タッカー、メルトン、ウーブレイJr.らを擁するシクサーズは、27日のミルウォーキー・バックス戦でレギュラーシーズンが開幕する。

 シーズン初戦で、シクサーズのエンビード&マクシー、バックスのヤニス・アデトクンボ&新加入デイミアン・リラードの注目デュオ対決が実現しそうだ。

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