2023.11.29

14連敗を喫したピストンズ…指揮官は「ピストンズのバスケットボールではなかった」

ピストンズのカニングハム(左)とウィリアムズHC(右)[写真]=Getty Images
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 11月28日(現地時間27日、日付は以下同)。デトロイト・ピストンズはホームのリトルシーザーズ・アリーナでワシントン・ウィザーズ戦へ臨むも、リードできたのはわずか6分32秒で、最大21点差をつけられてしまい、107-126の大敗を喫した。

 今シーズンのピストンズは、開幕3戦で2勝1敗と勝ち越すも、10月31日のオクラホマシティ・サンダー戦を皮切りに勝ち星から見放され、ウィザーズ戦で14連敗。

 ウィザーズ戦ではケイド・カニングハムが26得点5リバウンド7アシスト、アサー・トンプソンが16得点4リバウンド2スティール、ジェイデン・アイビーが15得点7リバウンド7アシスト、ジェイレン・デューレンが12得点14リバウンド3アシスト5ブロックを残すも勝利するには至らず。

 29日を終えた時点で、ピストンズはリーグワーストの2勝15敗(勝率11.8パーセント)に低迷。昨シーズンのトレードデッドライン以降で見てみると、4勝38敗(勝率9.5パーセント)と、低迷脱却には程遠い状況。

 今シーズンから指揮官へ就任したモンティ・ウィリアムズHC(ヘッドコーチ)は、試合後に「フロアの戦いではなかった」と切り出し、こう続けていた。

「あれはピストンズのバスケットボールではなかった。我々は毎晩ハイレベルに競い合うジャージーを身にまとい、この組織にいられることを光栄に思う人たちでなければならない」

 14連敗のうち、1ケタ点差で終えた試合が7戦あったものの勝ち切れず、ピストンズは約1カ月間も勝利を手にできずにいる。30日にロサンゼルス・レイカーズ戦、翌12月1日にはニューヨーク・ニックス戦が組まれており、戦いは続いていくだけに、まずはどうにかしてこの連敗地獄から抜け出したいところだ。

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