2023.12.03

昨季マジックとサンズでプレーしたベテランウイング、テレンス・ロスが現役引退

昨季マジックとサンズでプレーしていたロス[写真]=Getty Images
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 12月2日(現地時間1日、日付は以下同)。フリーエージェント(FA)のテレンス・ロスが、自身のポッドキャスト番組“The T.Ross Podcast”の番組内で「もうやり終えたと思う。僕はバスケットボールですべてを出し尽くしたと思う」と発言し、現役引退を表明した。

 ロスは198センチ93キロのウイングプレーヤーとしてNBAで11シーズンをプレー。これまでトロント・ラプターズ、オーランド・マジック、フェニックス・サンズに所属し、レギュラーシーズン通算733試合で平均24.5分11.0得点2.8リバウンド1.3アシストを記録。

 ラプターズ在籍時の2014年1月26日のロサンゼルス・クリッパーズ戦では10本の3ポイントシュート成功を含むキャリアハイの51得点に9リバウンドの大暴れ。マジック時代の2020-21シーズンにはシックスマンとして自己最高となる平均15.6得点に3.4リバウンド2.3アシスト1.0スティールを残してきた。

 昨シーズンはマジックとの契約バイアウトを経て今年2月にサンズへ途中加入し、21試合の出場で平均18.4分9.0得点3.3リバウンド2.0アシストを残し、自身6度目のプレーオフを経験。

 だが制限なしFAとして迎えた今オフ、どのチームとも契約を結べずにレギュラーシーズンが開幕。そのことを機に、32歳のウイングはバスケットボールキャリアに別れを告げて、新たな道を歩むこととなった。

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