2024.01.05

球団創設35季目のマジック…シャックの背番号32が史上初の永久欠番に

マジックでNBAキャリアをスタートさせたシャック[写真]=Getty Images
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 1月5日(現地時間4日、日付は以下同)。オーランド・マジックは、2月14日のオクラホマシティ・サンダー戦後にシャキール・オニール(元ロサンゼルス・レイカーズほか/以降シャック)の背番号32の永久欠番セレモニーを開催することを発表した。

 1989-90シーズンからNBAへ参入したマジックは、今シーズンで球団創設35シーズン目。もっとも、これまでこのチームが永久欠番としていたのはファンのための6番(シックスマン)のみで、正式に永久欠番となるのはシャックが初となる。

 レイカーズとマイアミ・ヒートで計4度の優勝を飾り、シーズンMVPに1度、ファイナルMVPに3度輝いたシャックは、NBAキャリア計19シーズンでオールスターに15度、オールNBAチームに14度、オールディフェンシブチームに3度選ばれた実績を誇り、2016年にバスケットボール殿堂入り、さらには75周年記念チームにも名を連ねたレジェンド。

 そのシャックがNBAキャリアを始動させたチームがマジックだった。1992年のドラフト全体1位でマジックから指名された公称216センチ147キロのビッグマンは、平均23.4得点13.9リバウンド1.9アシスト3.5ブロックを残して新人王に選出。

 キャリア3年目の1994-95シーズンには平均29.3得点で得点王となり、球団創設6年目でイースタン・カンファレンスを制してNBAファイナルへ進出。シャック在籍4年目、ラストシーズンとなった1995-96シーズンには60勝22敗(勝率73.2パーセント)というフランチャイズ史上ベストの戦績を残した。

 在籍4シーズンのみながら、通算8019得点は球団史上6位、3691リバウンドは同3位、824ブロックは2位に君臨しており、通算平均2.8ブロックは堂々1位、同27.2得点と12.5リバウンドはいずれも2位と、マジックというフランチャイズの歴史に名を刻んでいる。

 今後マジックが、シャックの永久欠番入りを皮切りに、ニック・アンダーソンやアンファニー“ペニー”ハーダウェイ、ホーレス・グラント、デニス・スコットといった1995年のファイナル進出組やトレイシー・マグレディ、ドワイト・ハワードといった球団の功労者たちを称えることになれば、選手たちやファンを大いに喜ばせることとなるに違いない。

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