2024.01.08

ニックスがベテランのタージ・ギブソンをウェイブ…昨年末に無保証契約で古巣へ復帰

昨年末に古巣へと復帰していたギブソン(中央)[写真]=Getty Images
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 1月8日(現地時間7日)、ニューヨーク・ニックスがタージ・ギブソンをウェイブしたと報じられた。現地メディア『ESPN』が伝えている。

 現在38歳でニューヨーク出身の同選手は、206センチ105キロのフォワード。2009年のNBAドラフトでシカゴ・ブルズから全体26位指名を受けて入団し、優れた守備能力で8年間にわたりチームを支えた。以降はミネソタ・ティンバーウルブズ、ニックス、ワシントン・ウィザーズでプレーを続けていた。

 2019年から3年間を過ごしたニックスでは、ブルズで指導を受けたトム・シボドーヘッドコーチと再会。昨シーズン終了後にウィザーズから離れたあとは無所属の時間が続いていたが、ニックスの先発センターを務めるミッチェル・ロビンソンが左足首手術で2~3カ月を離脱することになり、昨年の12月中旬に古巣へ無保証契約で復帰していた。

 しかし、ニックスはトロント・ラプターズとのトレードでOG・アヌノビーとプレシャス・アチウワをロスターに加え、控えビッグマンの役割はアチウワが引き継ぐことに。直近の3試合で、ギブソンは出場せずに終わっている。

 ニックスでは10試合に出場し、1試合平均1.4得点1.8リバウンドをマーク。レオン・ローズ球団社長は「タージは今シーズン、我々を助けるために大きくステップアップしてくれました。チームにいる間、コートの内外で計り知れない影響を与えてくれたと感じています」と、ベテランビッグマンに感謝の言葉をつづった。

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