2024.03.06
12月26日(現地時間25日、日付は以下同)。ボストン・セルティックスは、敵地クリプトドットコム・アリーナで行われたロサンゼルス・レイカーズとのクリスマスゲームを126-115で制して3連勝を飾った。
イースタン・カンファレンスならびにリーグトップの23勝6敗としたセルティックスは、直近13戦で11勝2敗と好調を堅持。この試合ではクリスタプス・ポルジンギスが28得点11リバウンド2ブロック、ジェイソン・テイタムが25得点8リバウンド7アシスト、ジェイレン・ブラウンが19得点5リバウンド3スティールと、ビッグ3がそろって活躍。
さらに先発陣のデリック・ホワイトが18得点11アシスト2スティール2ブロック、ドリュー・ホリデーが18得点7リバウンド7アシスト、ベンチスタートのペイトン・プリチャードが10得点、アル・ホーフォードが6得点6リバウンドと続いた。
豪華な先発陣を形成するセルティックスは、2008年以来、球団史上18度目のリーグ制覇を目指して戦っており、19日には『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者が2024年2月9日のトレードデッドラインを前に選手層を厚くするべく、アグレッシブに動くことになると報道。先日、デトロイト・ピストンズのアイザイア・スチュワート獲得に関心ありと報じられたセルティックスだが、26日にはユタ・ジャズのケリー・オリニクをトレードで獲得することに関心を見せているとNBAインサイダーのマーク・スタイン記者が報じていた。
22歳のスチュワート(203センチ113キロ)が2027-28シーズンこそチームオプションながら、2026-27シーズンまで契約下にいるのに対し、32歳のオリニク(211センチ108キロ)の契約は今シーズン終了後に満了する。
26日終了時点でウェスタン・カンファレンス12位(12勝18敗)に低迷するジャズで在籍2年目を迎えたオリニクは、28試合に出場して平均21.9分7.9得点5.5リバウンドに自己最高の4.5アシストを残している。
キャリア11年目のベテランビッグマンは、フィールドゴール成功率54.9パーセント、3ポイントシュート成功率41.8パーセント、フリースロー成功率88.9パーセントと、高確率なショットも光っており、キャリア最初の4シーズンをセルティックスでプレーしていた点も気になるところ。
ただ、セルティックスがローテーションプレーヤーを放出せずにオリニクを獲得できるかは微妙。もし低年俸の選手たちを複数まとめたパッケージと複数のドラフト指名権で即戦力のベテランをロスターへ加えることができるならば、選手層は確実に厚みを増すこととなる。
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