2023.12.22

ピストンズがジャズに敗れ連敗数が「25」に…エースのカニングハム「システムの問題じゃない」

カニングハム(右)は28得点6リバウンド10アシストを記録[写真]=Getty Images
バスケ情報専門サイト

 12月22日(現地時間21日)、デトロイト・ピストンズはホームのリトル・シーザーズ・アリーナでユタ・ジャズと対戦。球団史上ワーストの24連敗を喫しているピストンズにとって、この一戦は汚名を挽回する最大のチャンスだった。

 ジャズは主力のラウリ・マルッカネンジョーダン・クラークソンテイレン・ホートン・タッカーが欠場したが、ピストンズは主導権を握られる時間が続き、第2クォーターには0-13のランを受ける場面も。第4クォーターでケイド・カニングハムジェイデン・アイビーらの得点で追いすがるも、111-119で悔しい黒星となった。

 ピストンズはカニングハムが28得点6リバウンド10アシスト、アイビーが24得点5リバウンド7アシスト3スティール、マービン・バグリー三世が22得点5リバウンドと奮闘。一方のジャズはチームハイ27得点を挙げたケリー・オリニクを含め計6名が2ケタ得点を挙げ、的を絞らせない試合運びを展開した。

 試合後の会見に出席したカニングハムは、「勝てるチャンスはあったのに、最後の最後で勝ち切れなかった。(自身の)6つのターンオーバーが僕らを苦しめる結果になってしまったよ」と悔しさをにじませた。

チームの連敗に悩みを募らせるカニングハム(右)[写真]=Getty Images

「細かなことに集中して、負けるためじゃなく勝つためにプレーしなきゃいけない。これはシステムの問題じゃなく、コートに立っている選手たちが何をしているのか。それが原因だ」

 リーグの最長連敗記録は、単一シーズンに限ると2010-11シーズンのクリーブランド・キャバリアーズ、2013-14シーズンにフィラデルフィア・セブンティシクサーズが記録した26連敗。ピストンズはその記録にあと1敗まで迫っている。

 24日からはブルックリン・ネッツとの2連戦が予定されているピストンズ。なんとか1勝をつかみ取り、不名誉なレコードの更新に一刻も早く終止符を打ちたいところだ。

ケイド・カニングハムの関連記事