2024.01.19

サンズが3P成功率1位のグレイソン・アレンをトレードか…市場価値アップゆえ放出の可能性

サンズの好調を支えるグレイソン・アレンにトレードの噂 [写真] = Getty Images
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 フェニックス・サンズは、1月17日(現地時間16日、日付は以下同)のサクラメント・キングス戦で最大22点差を覆す逆転勝利を飾り、3連勝と波に乗っている。ケビン・デュラントデビン・ブッカーブラッドリー・ビールの“ビッグ3”を抱えるサンズだが、彼らに並んでチームの勝利を支えているのが、今シーズンより加入したグレイソン・アレンである。

 キングス戦では64.3パーセント(14本中9本成功)、15日のポートランド・トレイルブレイザーズ戦では66.7パーセント(6本中4本成功)と2試合連続で驚異的な3ポイント成功率を叩き出しているアレン。サンズの公式SNSによれば、今シーズンのNBA選手の中で「フィールドゴール成功率50パーセント以上/3ポイント成功率40パーセント以上/フリースロー成功率90パーセント以上」を全てクリアしているのはアレンだけだという。ディフェンスの目がビッグ3に集まった隙を突く、というアウトサイドシューターの役割を存分に果たしている形となる。

 そんなサンズ好調の立役者と呼べるアレンに、トレードの噂が立っている。現地メディア『Clutchpoints』は、サンズは2月9日に迎えるトレードデッドラインに向けて複数のオプションを検討しており、その中にアレンとナシール・リトルを含むトレードが候補になっていると報じた。19日終了時点でのアレンの3ポイント成功率は48.0パーセントを誇り、今シーズンのリーグ全体1位に立っている。報道によれば、サンズはトレード時期の中で市場価値を一気に高めているアレンを放出することで、チームのさらなるアップグレードを図る狙いだという。トレード相手の候補として、ブルックリン・ネッツのロイス・オニールドリアン・フィニー・スミスパスカル・シアカムとのトレードによってインディアナ・ペイサーズからトロント・ラプターズに加入したばかりのブルース・ブラウンなどの名前が挙げられている。

 アレンは2018年のドラフトでユタ・ジャズに入団しNBAデビューを飾り、メンフィス・グリズリーズとミルウォーキー・バックスを経て今シーズンからサンズでプレーしている。現チームメートの渡邊雄太とは2019-20シーズンでもグリズリーズで共に戦っており、サンズで再会を果たしている。好調ゆえの放出という歯がゆい噂が立っているアレンを取り巻く状況がどのように変化していくのか、今後の動向に注目だ。

 サンズは次戦、20日に敵地でニューオーリンズ・ペリカンズと対戦する。

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