2024.01.27
1月18日(現地時間17日)。ロサンゼルス・レイカーズはホームのクリプトドットコム・アリーナでダラス・マーベリックスを迎え、ペイントエリアの得点で62-46、ファストブレイクの得点でも32-7と相手を圧倒し、127-110で勝利を飾って2連勝とした。
この日はディアンジェロ・ラッセルが29得点3アシスト、アンソニー・デイビスが28得点12リバウンド9アシスト、レブロン・ジェームズが25得点8リバウンド8アシスト、オースティン・リーブスが14得点7アシストをマーク。
レイカーズはルカ・ドンチッチ、カイリー・アービングが所属するマブスとの注目の一戦を制し、ウェスタン・カンファレンス10位の21勝21敗としたのだが、『ESPN』が中継したこの試合で視聴者を驚かせたのはレブロンの記録だった。
それは“レブロンはNBAでプレーしてきた全選手たちのうち、35パーセントと対戦してきた”というものだった。BAA時代を含めて今シーズンで78シーズン目のNBAにおいて、昨年末に39歳を迎えた現役最年長の男はマブス戦を終えてレギュラーシーズン通算1459試合に出場し、キャリア平均38.0分27.1得点7.5リバウンド7.3アシスト1.5スティールを記録するスーパースター。
NBA歴代2位タイとなるキャリア21年目の今シーズンも、ここまで欠場が4試合あるとはいえ、38試合に出場して平均34.4分24.7得点7.2リバウンド7.6アシスト1.4スティールと、一線級のスタッツを残している。
そしてレギュラーシーズンの通算出場試合数(1459)はNBA歴代8位、プレーオフでは同1位の282試合と、長期間にわたって試合へ出場を続け、全盛時を維持してきたと言えるだろう。
これにはレブロンも自身のインスタグラムのストーリーズで「何だって? そりゃすごいな」と絵文字をつけてリアクションをするほどだった。
INSANE.
LeBron has played against 35% of all players in NBA history 🤯 pic.twitter.com/Xr6Qz7IExz
— Los Angeles Lakers (@Lakers) January 18, 2024
『StatHead』によると、これまでNBAの公式戦へ少なくとも1試合出場したことがあるのは4879選手。そのうち35パーセントとなると約1708選手。これまでクリーブランド・キャバリアーズ、マイアミ・ヒート、レイカーズに所属してきた“キング”は、それだけ長い期間、かつ長期離脱を回避して戦い続けてきたということを表わしている。
ちなみに、NBA歴代最長となる22シーズンをプレーしてきたビンス・カーター(元トロント・ラプターズほか)は、計8チームに所属してレギュラーシーズン通算1541試合(歴代3位)に出場。2019-20シーズン終了後に現役を引退したのだが、『Clutch Points』によると、その当時で『StatHead』では約4500選手がNBAの公式戦で最低1試合に出場し、カーターはそのうち37パーセント(約1665選手)と共闘あるいは対戦してきたのだから、こちらも驚くべき数値と言えるだろう。
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