2024.01.10

レイカーズ、ラプターズとのシーソーゲームを制し2連勝…八村はケガで欠場

レブロン率いるレイカーズが、ラプターズとの激戦を制した [写真] = Getty Images
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 1月10日(現地時間9日、日付は以下同)、八村塁所属のロサンゼルス・レイカーズはホームでトロント・ラプターズと対戦した。

 年末年始に4連敗を喫し、8日のロサンゼルス・クリッパーズ戦でようやく2024年初白星をあげたレイカーズ。ラプターズ戦のスターティングラインナップはクリッパーズ戦と同じくレブロン・ジェームズアンソニー・デイビスオースティン・リーブストーリアン・プリンス、キャム・レディッシュの5名。なお、八村塁は左ふくらはぎの負傷でこの日も欠場している。対するラプターズは、12月31日のトレードでニューヨーク・ニックスから加入したRJ・バレットイマニュエル・クイックリーに加え、スコッティー・バーンズ、パスカル・シアカムサディアス・ヤングの5名が先発に名を連ねた。

 試合序盤から、両チームともにリードを譲らない戦況となった。レイカーズはデイビスがインサイドを制して得点を重ね、ラプターズはシアカムとバーンズが内と外から攻撃を仕掛け、ボールを沈める。28-24とレイカーズの4点リードで迎えた第2クォーターでは、僅かなリードを守るレイカーズの背中をすぐ後ろからラプターズが追いかける展開となった。何度も追いつかれては引き離していたレイカーズだったが、第2クォーター残り32秒でバーンズの3ポイントによってついに逆転を許してしまう。そのまま51-53とレイカーズの2点ビハインドで試合を折り返した。

 第3クォーターは、試合前半と状況が逆転し、リードを広げたいラプターズをレイカーズが追いかける格好となった。バーンズやクイックリーの3ポイントで最大8点差のリードを繰り返し奪われたレイカーズだったが、その度にレディッシュやプリンスが3ポイントを打ち返し食らいついた。第3クォーター終盤にベンチ出場のマックス・クリスティやディアンジェロ・ラッセルが次々と3ポイントを沈め一時は再逆転に成功したものの、同じくベンチ出場のデニス・シュローダーやゲイリー・トレント・ジュニアに得点を許し、88-89と1点ビハインドで最後のクォーターへ臨んだ。

 第4クォーターに入ると、この試合を通して23回ものリードチェンジが行われた戦いは激しさを増した。ラプターズがヤングの速攻やトレントの3ポイントでリードを広げるや否や、デイビスとレブロンがダンクや3ポイントですぐに詰める。105-105で試合残り5分を迎えると会場の空気は徐々にホームのレイカーズ色となり、この試合シュートが不調だったリーブズが値千金の同点3ポイントを沈め、デイビスの“3点プレー”でリードを広げた。シアカムとトレントが繰り返し3ポイントを沈めて最後まで食らいつくも、レイカーズが逃げ切り132-131で勝利を収めた。

 23回ものリードチェンジが行われた激戦を制したレイカーズは、レブロンが22得点5リバウンド12アシスト、デイビスが41得点11リバウンド6アシストを記録。19勝19敗で勝率を5割に戻した。一方、惜しくも敗れたラプターズはバーンズが26得点6アシスト、バレットが23得点10リバウンド5アシストをマークしている。

■試合結果
ロサンゼルス・レイカーズ 132-131 トロント・ラプターズ
LAL|28|23|37|44|=132
TOR|24|29|36|42|=131

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