2024.01.31

レイカーズ八村塁がレギュラーシーズン通算3000得点達成…アジア出身選手では2人目

レギュラーシーズン通算3,000得点を達成した八村/写真は昨シーズンのもの [写真] = Getty Images
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 1月31日(現地時間30日)、ロサンゼルス・レイカーズは敵地のステイトファーム・アリーナでアトランタ・ホークスと対戦した。試合は122-138でホークスの勝利となったが、八村塁はこの試合で16得点を記録し、2ケタ得点の連続試合数を「5」に更新。新たなマイルストーンとなる大記録を達成していた。

 30日に行われたヒューストン・ロケッツ戦に出場した八村は、試合時間残り4分47秒に3ポイントを沈め、NBAレギュラーシーズン通算3000得点を達成。アジア出身の選手で3000得点を記録した選手は、2016年に殿堂入りを果たしているヤオ・ミン(元ヒューストン・ロケッツ)に次いで2人目となる快挙となった。(2010年代にニューヨーク・ニックスなどのチームで活躍したジェレミー・リンはロサンゼルス出身の台湾系アメリカ人選手のため、この数に含まれていない)

 八村は2019年のドラフトでNBA入りし、ウィザーズ在籍中の2021年3月に通算1000得点、2022年11月に2000得点を達成。レイカーズへの移籍2年目を迎えた今シーズンは、開幕から負傷離脱が重なり、なかなかリズムに乗れない時期もあったが、シーズン中盤で持ち前の得点力を取り戻し、NBA通算5シーズン目にして3000得点の大台に乗ることとなった。

 レイカーズのアシスタントコーチを務めるフィル・ハンディは、ホークス戦の前に自身のSNSで八村の記録を祝福。トレーニング中の自身と八村のツーショットに添えて「おめでとう、若者よ…。3000得点!まだまだいくぞ」とコメントした。レイカーズ移籍直後から、八村本人が「毎日のように話している」と語るほど八村のことを支えてきた名コーチも、今回打ち立てた記録を祝いつつ、今後のさらなる活躍に期待を寄せた。

 今シーズンの八村は、31日終了時点でフィールドゴール成功率49.8パーセント、3ポイント成功率39.2パーセントを記録し、いずれもキャリアハイのペースとなっている。最高峰の舞台で活躍を続ける八村が、今後どのような記録を打ち立てていくのか。そのプレーに注目だ。

 レイカーズは次戦、2日に敵地でボストン・セルティックスと対戦する。

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