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昨シーズンにデンバー・ナゲッツを球団史上初優勝へ導き、ファイナルMVPに選ばれたニコラ・ヨキッチは、6年連続6度目のオールスター入りを飾った。
セルビア出身のビッグマンは、今シーズンも53試合の出場で平均26.1得点12.0リバウンド8.9アシスト1.2スティール0.9ブロックにフィールドゴール成功率57.7パーセントという好成績を残している。
2月18日(現地時間17日)にインディアナ州インディアナポリスで行われたメディアデイで、ヨキッチは「元NBA選手たちのなかで、一緒にプレーしてみたかった選手は?」という質問に、こう答えていた。
「今のNBAで、ペジャ・ストヤコビッチは本当に優れた選手になっていただろうね。そもそも、彼はオールスターだったんだ。けど今のNBAだったら、もっとすごい選手になっていたと思う」
セルビア出身のストヤコビッチは、208センチ103キロのフォワードとしてNBAで13シーズンをプレー。なかでもキャリア最初の約8シーズン在籍したサクラメント・キングスでは得点源の一角として4シーズンで平均20.0得点超えをマーク。
オールスターに3度、2003-04シーズンにはオールNBAセカンドチーム入りを飾り、2011年にはダラス・マーベリックスでNBAチャンピオンにもなった。
ストヤコビッチの最大の強みはシュート力で、クイックリリースから繰り出す3ポイントシュートは効果的に決まり、レギュラーシーズン通算で成功率40.1パーセント、平均2.2本を沈めてきた。
2011年を最後にNBAから離れたストヤコビッチは現在46歳。さすがにここから現役復帰することはないだろうが、ヨキッチがNBAのコートでストヤコビッチと対戦する機会は近いうちに訪れるかもしれない。
というのも、息子のアンドレイ・ストヤコビッチが現在スタンフォード大学1年で、ここまで25試合の出場で平均8.4得点3.4リバウンドに3ポイントシュート成功率36.6パーセント(平均1.2本成功)を残しているからだ。
201センチ86キロのガードが今後NBA入りすることになれば、ヨキッチは“ストヤコビッチ”とコートで対戦することができるはずだ。
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