2024.03.31

復帰戦で勝利に貢献したキャブズのドノバン・ミッチェル「準備はできている」

フェイスマスク着用で復帰したミッチェル[写真]=Getty Images
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 3月30日(現地時間29日、日付は以下同)にロケットモーゲージ・フィールドハウスで行われたフィラデルフィア・セブンティシクサーズとクリーブランド・キャバリアーズによる一戦は、同点8度、リードチェンジ27度という大激戦となるなか、第4クォーター残り28秒にエバン・モーブリーが決勝弾となる3ポイントシュートを放り込み、ホームのキャブズが117-114で競り勝った。

 45勝29敗でイースタン・カンファレンス3位へ浮上したキャブズは、ベンチから5本の長距離砲を沈めたジョージ・ニアンがゲームハイの25得点、モーブリーが20得点11リバウンド2ブロック、マックス・ストゥルースが15得点3アシスト、ダリアス・ガーランドが14得点12アシスト、ジャレット・アレンが13得点11リバウンド、サム・メリルが13得点3アシストをマーク。

 そして鼻骨骨折のため、19日のインディアナ・ペイサーズ戦から6試合連続で欠場していたドノバン・ミッチェルがフェイスマスク着用で復帰を飾り、32分17秒プレーして12得点3リバウンド8アシスト2スティールで勝利に貢献。今シーズン、チームトップの平均27.1得点1.8スティールに5.3リバウンド6.1アシストを残すオールスターガードは試合後にこう話していた。

「僕たちはこれまでケガをしてきた。けど(シーズンも)ここまで来たら、言い訳は通らないんだ。コートに出て、こういった試合に勝つための方法を見出していかなきゃいけない。適切な時に向けて準備はできている」

 2シーズン連続のプレーオフ、そして上位進出を目指すキャブズは、2位のミルウォーキー・バックス(46勝27敗)を1.5ゲーム差で追う一方、4位のニューヨーク・ニックス(44勝29敗)とはわずか0.5ゲーム差で、1試合ごとの勝敗が重みを増している。

 そんなキャブズにとって、「どの試合もプレーオフゲームなんだ。もう毎晩そうなっている」と口にしていた得点源が戻ってきたことは、今後に向けて好材料となるに違いない。

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