2024.04.29

ウェスト首位に立ったサンダーのマーク・デイグノートHCが今季の最優秀コーチ賞に選出

サンダーをウェストトップへ導いたデイグノートHC[写真]=Getty Images
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 4月29日(現地時間28日、日付は以下同)。NBAは、2023-24シーズンの最優秀コーチ賞に、オクラホマシティ・サンダーマーク・デイグノートHC(ヘッドコーチ)が選ばれたことを発表した。

 サンダーの指揮官へ就任して4年目となった今シーズン。デイグノートはチームをウェスタン・カンファレンス1位の57勝25敗(勝率69.5パーセント)へ導き、4シーズンぶりのプレーオフ出場を飾った。

 このチームがレギュラーシーズンで50勝超えを飾ったのは、2015-16シーズン以来初。今シーズンの勝率はフランチャイズ史上7位タイという高水準で、現行フォーマットが適用された1984年以降、今シーズンのサンダーはカンファレンス首位に立ったチームとして歴代最年少のロスター平均23.4歳という若さで達成。

 シェイ・ギルジャス・アレクサンダージェイレン・ウィリアムズチェット・ホルムグレンジョシュ・ギディールーゲンツ・ドートらを擁し、今シーズンは平均8.5スティール6.6ブロック、3ポイントシュート成功率38.9パーセントでいずれもリーグトップまたはトップタイに君臨。

 オフェンシブ・レーティングでリーグ3位(118.3)、ディフェンシブ・レーティングで同4位(111.0)、ネット・レーティングでも同2位の+7.3と攻防にバランスのとれたチームへ変貌を遂げた。

 ウェスト第1シードのサンダーは、第8シードのニューオーリンズ・ペリカンズとの「NBAプレーオフ2024」のファーストラウンドでここまで3戦全勝。30日のシリーズ第4戦で勝利を飾ることになれば、2016年以来初の1回戦突破となる。

 16日にNBAコーチ協会(NBCA)による2023-24シーズンの年間最優秀コーチ賞にも選ばれたデイグノートHCは、最優秀コーチ賞の得票結果で5ポイントが加算される1位票89を含む計473ポイントを獲得。今シーズンの最優秀コーチ賞の投票結果は下記のとおり。
※以降チーム名は略称、カッコ内の数字が1位票獲得数

■2023-24シーズン 最優秀コーチ賞 投票結果

1位.マーク・デイグノート(サンダー):計473ポイント(89)
2位.ジャマール・モーズリー(マジック):計158ポイント(4)
3位.クリス・フィンチ(ウルブズ):計105ポイント(1)
4位.ジョー・マズーラ(セルティックス):計79ポイント(2)
5位.トム・シボドー(ニックス):計59ポイント(2)
6位.エリック・スポールストラ(ヒート):計6ポイント(1)
7位.イメ・ユドーカ(ロケッツ):計6ポイント
8位.リック・カーライル(ペイサーズ):2ポイント
9位.JB・ビッカースタッフ(キャバリアーズ):1ポイント
ー位.ジェイソン・キッド(マーベリックス):1ポイント
ー位.マイケル・マローン(ナゲッツ):1ポイント