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4月20日(現地時間19日、日付は以下同)。NBAは2022-23レギュラーシーズンの最優秀コーチ賞に、サクラメント・キングスのマイク・ブラウンHC(ヘッドコーチ)が選出されたことを発表した。
キングスの指揮官へ就任した今シーズン。ブラウンは16シーズン連続で負け越し、プレーオフから遠ざかっていた球団を見事押し上げ、ウェスタン・カンファレンス3位の48勝34敗でレギュラーシーズンを終え、2006年以来17年ぶりのプレーオフ進出を飾った。
ブラウンHCの下、キングスはリーグベストの平均120.7得点、オフェンシブ・レーティングでも堂々トップの118.6をマーク。『ESPN Stats & Info』によると、この平均得点は1983-84シーズンのデンバー・ナゲッツ(123.7得点)以来最多で、オフェンシブ・レーティングは1996-97シーズンからプレー・バイ・プレーの統計をスタートさせてから歴代最多と、驚異的なオフェンシブチームに変貌。
14日に発表されたNBAコーチ協会による2022-23シーズンの年間最優秀コーチ賞にも選ばれたブラウンHCにとって、最優秀コーチ賞はクリーブランド・キャバリアーズを指揮していた2008-09シーズン以来、自身2度目の受賞。キングスのフランチャイズでは、1974-75シーズンのフィル・ジョンソン(当時カンザスシティ&オマハ・キングス)、1978-79シーズンのコットン・フィッツシモンズ(当時カンザスシティ・キングス)に次いで球団史上3人目となった。
100名のスポーツライターと放送関係者たちによる投票で、1位票が5ポイント、2位票が3ポイント、3位票は1ポイントが換算され、ブラウンHCは1位票100で500ポイントを獲得。1962-63シーズンから始まった同アウォードで史上初となる満票と、文句なしの選出だった。
この日NBAから発表された、今シーズンの最優秀コーチ賞の投票結果は下記のとおり。
※以降チーム名は略称
1位.マイク・ブラウン(キングス):500ポイント
2位. マーク・デイグノート(サンダー):計164ポイント
3位.ジョー・マズーラ(セルティックス):計77ポイント
4位.JB・ビッカースタッフ(キャバリアーズ):計52ポイント
5位.マイケル・マローン(ナゲッツ):計30ポイント
6位.マイク・ブーデンホルザー(バックス):計27ポイント
7位.ジャック・ボーン(ネッツ):計16ポイント
―位.トム・シボドー(ニックス):計16ポイント
9位.ウィル・ハーディ(ジャズ):計7ポイント
10位.テイラー・ジェンキンズ(グリズリーズ):計5ポイント
11位.ダービン・ハム(レイカーズ):3ポイント
12位.ドック・リバース(シクサーズ):1ポイント
―位.ウィリー・グリーン(ペリカンズ):1ポイント
―位.タロン・ルー(クリッパーズ):1ポイント
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