2024.05.28

バックス在籍1年目を終えたリラードが語ったリーグの“ベストプレーヤー候補”とは?

バックス在籍1年目を終えたリラード[写真]=Getty Images
バスケ情報専門サイト

 現在「NBAプレーオフ2024」ではカンファレンス・ファイナルが行われている。2023-24シーズンのリーグ4強を形成したのは、イースタン・カンファレンスではボストン・セルティックスとインディアナ・ペイサーズ、ウェスタン・カンファレンスではミネソタ・ティンバーウルブズとダラス・マーベリックスの4チーム。

 セルティックスには26歳のジェイソン・テイタム、ペイサーズには24歳のタイリース・ハリバートン(左ハムストリング負傷で欠場中)、ウルブズには22歳のアンソニー・エドワーズ、マーベリックスには25歳のルカ・ドンチッチと、各チームに主軸となるオールスターが在籍している。

 その一方、今シーズンはゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリー(36歳)がプレーオフ出場を逃し、ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズ(39歳)、フェニックス・サンズのケビン・デュラント(35歳)がファーストラウンド敗退と、ベテランのスーパースターたちが大舞台から姿を消した。

 ミルウォーキー・バックス在籍1年目のデイミアン・リラードも、大黒柱ヤニス・アデトクンボをケガで欠いたこともあり、ペイサーズとのシリーズを2勝4敗で落とし、1回戦敗退で今シーズンを終えた。

 そんななか、5月24日(現地時間23日)に地元メディア『Milwaukee Journal Sentinel』へ公開された記事のなかで、リラードはサンアントニオ・スパーズの新人ビクター・ウェンバンヤマについて「次のシーズンで、多くの人たちは(ウェンバンヤマが)リーグのベストプレーヤーになると話すことになると思う」と高く評価していた。

 フランス出身のウェンバンヤマは、今年1月に20歳を迎えた224センチ94キロのビッグマン。圧倒的な高さと240センチのウイングスパンを誇り、多彩なスキルも併せ持つ男は、平均29.7分21.4得点10.6リバウンド3.9アシスト1.2スティールにリーグトップの3.6ブロックを残し、満場一致で新人王を受賞。

 オールルーキーファーストチームにも満票で選ばれたほか、最優秀守備選手賞(DPOY)の投票では2位のポイントを獲得し、新人としてNBA史上初のオールディフェンシブファーストチーム入りを果たした。

 リラードが充実したオフシーズンを過ごして来シーズンを迎えることとともに、2年目のウェンバンヤマがどのような飛躍を遂げるのかも注目していきたい。

デイミアン・リラードの関連記事

NBAの関連記事

BASKETBALLKING VIDEO