2024.05.28

劇的3Pでペイサーズに逆転勝利…スウィープ勝ちのセルティックスが2年ぶりのファイナルへ

トリプルダブル級のスタッツを記録したテイタム(左)[写真]=Getty Images
バスケ情報専門サイト

 5月28日(現地時間27日)、ゲインブリッジ・フィールドハウスで「NBAプレーオフ2024」カンファレンス・ファイナルが開催され、ボストン・セルティックスインディアナ・ペイサーズとの第4戦を迎えた。

 序盤から3ポイントシュートを続々と沈め、スタートダッシュに成功したセルティックス。29-27の2点リードで最初の12分間を終えると、第2クォーターではエースのジェイソン・テイタムが“3点プレー”が豪快ダンクでチームを勢いづけ、ジェイレン・ブラウンらも速攻などで加勢していく。それでもペイサーズを引き離すには至らず、58-57で試合を折り返した。

 第3クォーターは互角の戦いが続き、セルティックスはデリック・ホワイトがダンクやブロックで攻防両面の活躍。80-83で迎えた最終クォーター、一時は点差を離されたセルティックスだったが、ブラウンの連続3ポイントやテイタムのダンクで同点に。残り45秒にはホワイトが値千金の3点弾を決めて逆転すると、最後は逃げ切って勝負あり。最終スコア105-102でセルティックスが白星をつかんだ。

 接戦を制してファイナル進出を決めたセルティックスは、テイタムが26得点13リバウンド8アシスト、ブラウンが29得点6リバウンド3スティール、ホワイトが16得点4リバウンド4アシスト5スティール3ブロックと躍動。カンファレンス・ファイナルを無敗で締めくくり、2年ぶりの決勝への切符をつかんだ。

 スウィープ(4戦全敗)でプレーオフ敗退となったペイサーズは、アンドリュー・ネムハードが24得点6リバウンド10アシスト、パスカル・シアカムが19得点10リバウンド3アシストをマーク。エースのタイリース・ハリバートンを欠くなかでチーム全員が奮闘したが、反撃の1勝を挙げることはかなわなかった。

■試合結果
インディアナ・ペイサーズ 102-105 ボストン・セルティックス
IND|27|30|26|19|=102
BOS|29|29|22|25|=105

BASKETBALLKING VIDEO