2024.06.29

ロケッツが3位指名で獲得のリード・シェパード…本人はバンブリートとのタッグに期待大

ロケッツの新メンバーとなったシェパード[写真]=Getty Images
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 ヒューストン・ロケッツは6月27日(現地時間26日)、「NBAドラフト2024」でケンタッキー大学出身のリード・シェパードを指名。187センチ83キロとリーグの水準で見ると小柄な体格ながら、大学1年目の2023-24シーズンは3ポイントシュート成功率で52.1パーセントを記録し、NBAでの活躍も期待される有望株だ。

 現地メディア『AP News』によると、ロケッツのゼネラルマネージャーを務めるラファエル・ストーンは大本命であるシェパードの獲得に満足しているようだ。「彼を指名するチャンスがあったとき、我々は思わずそれに飛びついた」と、ドラフト後にコメントしている。

 直近のドラフトではジャバリ・スミスJr.ジェイレン・グリーンアメン・トンプソンを指名し、着実に再建を進めているロケッツ。今回のドラフトではやや体格の見劣りするシェパードだが、ドラフトアナリストからも一定の評価を得ているように、瞬時の判断力やディフェンスのタフさが高順位での指名される要素の1つとなっただろう。

 シェパード自身もロケッツでのプレーを楽しみにしているようで、特に先輩ガードであるフレッド・バンブリートとのタッグを心待ちにしていると『AP News』は伝えている。

「一番大事なのは、チームに入ってから学ぶこと。僕はフレッド・バンブリートのような選手から学ぶことができる。何事にもオープンなマインドで、学んで勝つために必要なことは何でもする準備はできているよ」

 ストーンGMも「フレッドはチームすべての選手にとって素晴らしい存在だった」と全幅の信頼を寄せており、シェパードの指導役としてうってつけの人材と捉えている様子。2023-24シーズンは41勝41敗でウェスタン・カンファレンス11位に終わったロケッツだが、新戦力の獲得で弾みをつけ、プレーオフ圏内まで復帰したいところだ。

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