3時間前

「プレーオフを生き抜く上で不可欠」新指揮官が語る、今のレイカーズに必要な存在とは

新指揮官がレイカーズのロスター強化案を語った [写真] = Getty Images
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 ロサンゼルス・レイカーズの新ヘッドコーチに就任したJJ・レディックが、現地の番組『シリウスXM・NBAラジオ』に出演。2024-25シーズンから指揮をとるレイカーズについて思いを語った。

 レディックは、ボストン・セルティックスとニューヨーク・ニックス、そしてレイカーズの3チームを挙げ、これらのチームは「チームがどういう状態にあるとしても、他とは段違いのプレッシャーを受ける」とコメントした。チームにはライフサイクルがあり、再建期があってこそ最盛期を迎えるのが常だが、伝統ある名門チームにはそのようなライフサイクルが言い訳にならないと述べている。その上で、「私はこの挑戦を喜んで受け入れる。この挑戦から逃げない」と意気込みを見せた。

 また、来シーズンに向けたロスター強化についても「ロスターが本当に優れているのか、バランスがとれているのか、といったことを確認しなければいけない」とその必要性を語り、「どこかで、激しく屈強な5番を加えたいと強く願っている」と続けた。

「今のウエスタン・カンファレンスを見てほしい。デンバー(・ナゲッツ)、ミネソタ(・ティンバーウルブズ)、それにトレードに動いたOKC(オクラホマシティ・サンダー)。忘れてはいけないのがメンフィス(・グリズリーズ)で、ザック・イディーを加えた彼らはタイトル争いに戻ってくる。プレーオフを戦う上で、私たちには今よりも大きなサイズが不可欠なんだ」

 ナゲッツにはシーズンMVPのニコラ・ヨキッチ、そしてミネソタには最優秀守備選手賞のルディ・ゴベアと最優秀シックスマン賞のナズ・リードがおり、昨シーズンの個人賞受賞者が軒並みウエストのビッグマンとなっている。さらに、昨シーズンのプレーオフでニューヨーク・ニックスの躍進を支えたアイザイア・ハーテンシュタインを獲得したサンダー、そして注目新人のイディーを迎え入れるグリズリーズを踏まえると、ウエストはセンターの激戦区になることが想像される。

 レイカーズはブルック・ロペス(ミルウォーキー・バックス)やヨナス・バランチュナス(ワシントン・ウィザーズ)の獲得を狙っていたと報じられていたが、いずれも失敗に終わっている。レイカーズは果たしてアンソニー・デイビスを支える屈強なセンター獲得に成功するか、オフシーズンの動きに引き続き注目したい。

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