2024.11.22

2025年のNBAオールスターゲームは4チームによるターゲットスコア制のトーナメントで開催か?

2024年のオールスターより[写真]=Getty Images
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 11月22日(現地時間21日、日付は以下同)。『ESPN』のシャムズ・シャラニア記者は、2025年2月17日にゴールデンステイト・ウォリアーズのホームアリーナ、チェイス・センターで開催される「NBAオールスターゲーム2025」のフォーマット案について進展があったと報じた。

 NBAは、2024年のオールスターゲームで過去6年間続いていた各カンファレンスでファン投票トップに立った選手がキャプテンとなり、交互にオールスター選手をドラフトしてオリジナルチームを形成して対戦するフォーマットから従来のウェスタン・カンファレンス対イースタン・カンファレンスに戻した。

 だがコート上で激しいバトルが展開されることはなく競争力に欠け、NBAを代表する選手たちによる“真剣勝負”を求める声も上がっていた。

 そこでNBAは今夏のサマーリーグ期間から話し合いを進めており、16日にチーム幹部や選手たち、コーチ陣、労働組合で構成される委員会と議論をした結果、今年はウェストとイーストで選出された各12名、計24名が3つのチームに分かれ、オールスターウィークエンド初日の15日に行われるリーグ1、2年目の若手とGリーグでプレーする選手たちによる競演「ライジングスターズ」の優勝チームを合わせた4チームでトーナメントを開催する可能性があると同記者が報道。

 そして22日にシャラニア記者が報じたのはその試合内容。準決勝の2試合は40得点、決勝は25得点を先取したチームが勝利する“ターゲットスコア”を導入したピックアップゲーム方式になると報じた。

 NBAは2024年のオールスターゲームでウェスト対イーストの構図に戻しながら、翌2025年に新フォーマットを採用することが濃厚。ファンの要望に応えるべく、エンターテインメントを求めて変化を恐れないリーグが、次回のオールスターでどんな形式を正式に採用するのか、今後の動向にも注目していきたい。

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