2025.01.30

WNBAの若手スター、ケイトリン・クラークがNBAオールスターのイベント参加を辞退

WNBAで2年目を迎えるクラーク[写真]=Getty Images
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 1月30日(現地時間29日、日付は以下同)。WNBAインディアナ・フィーバーに所属するケイトリン・クラークが、来月中旬に開催される「NBAオールスター2025」の3ポイントシュートに関する“スペシャルチャレンジ”への招待を辞退したと、彼女の代表を務める『Excel Sports』が発表した。

 アイオワ大学出身のガードは、昨シーズンに平均19.2得点5.7リバウンド8.4アシスト1.3スティールに3ポイント成功率34.4パーセント(平均3.1本成功)を残して新人王に輝いたほか、オールスターとオールWNBAファーストチームにも選出。

 大学時代からそのシュート力は注目を浴びており、ディープスリーを繰り出して決め切るなどシュートレンジの広さにも定評がある23歳の若手プレーヤー。

 昨年の「NBAオールスター2024」では、NBA史上最高のシューターのステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)と、WNBA屈指のシューター、サブリナ・ヨネスクー(ニューヨーク・リバティー)が3ポイントチャレンジ“ステフィンvs.サブリナ”として対決し、29ポイントをマークしたカリーがヨネスクー(26ポイント)を下した。

 今年のNBAオールスター開催地はウォリアーズが本拠地に置くカリフォルニア州サンフランシスコで、カリーがホスト役を務めるだけに、クラークのイベント参戦も噂されていたが実現せず。

 WNBAは5月17日にレギュラーシーズンが開幕する。クラークにとってはキャリア2年目のシーズンなのだが、今年のWNBAオールスターは7月19日と20日で、フィーバーが本拠地とするインディアナポリスのゲインブリッジ・フィールドハウスが会場となる。

 クラークはWNBAのオールスターウィークエンドで自身初の3ポイントコンテストへ参戦したいと望んでいるため、NBAからのオファーを断ったようだ。

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