
2025.02.17
NBAに衝撃を走らせたルカ・ドンチッチ(ロサンゼルス・レイカーズ)のトレード。フランチャイズプレーヤーとしてキャリアを全うすると思われていたスター選手の突然のニュースにリーグは騒然とし、もはやチームの顔であるスター選手にさえ移籍の可能性があることは否定できなくなった。
『The Ringer』のハワード・ベック記者は、自身が共同ホストを務めるポッドキャスト『Real Ones』で、NBAのトレード市場の最新動向に言及。そして、次にテーブルに乗るビッグネームとして、ジャ・モラント(メンフィス・グリズリーズ)の名前を挙げた。
「トレード期限の前後には、常に各球団の幹部に連絡を取っています。何が起こり、何が起こらなかったのか、そして次に何が起きるのかを探るんです。このリーグでは常に、次にトレードされるスター選手が誰なのかを注視しています」
「今回のルカのトレードは、まさに衝撃の中の衝撃でした。ジミー・バトラーも移籍しました。そして、再びヤニス(アデトクンボ)の名前がささやかれ始めています。そして、ある関係者が突然、こう言ったのです。『今夏はジャ・モラントに注目しておけ』と」
[写真]=Getty Images
しかし、ベック記者はNBAのビジネス構造上、いつまでも安泰ではないという観点から今回の発言に至っており、同時にグリズリーズがモラント、デズモンド・ベイン、ジャレン・ジャクソンJr.というヤングコアを維持したい考えを持っていることも強調している。
「彼らは、ジャ・モラントのライフサイクルに深く関与しています。また、ジャ、ベイン、ジャクソンJr.のグループは若く、十分な成長の余地があります。ただ実際には、このリーグでは思っているほどの時間は存在しません。モラントはこれまでいくつかの問題を抱えていたものの、最近はすべてが順調に進んでいます。しかし、1年半前、2年前のことを大袈裟に言うつもりはありませんが、どのチームもいずれは方向転換を図る時が来るのです。水面下では常に小さな変化が起きています」
[写真]=Getty Images
ベック記者は、モラントの移籍について、プレーオフでの影響力が鍵を握るかもしれないとしている。
「今すぐトレードが起こるとは言っていませんし、そうすべきだと言うつもりもありません。ただ、もしグリズリーズがプレーオフで早期敗退するようなことがあれば、それ(モラント移籍)は注目すべき事柄のひとつになるでしょう」
現在、グリズリーズはウェスタン・カンファレンスで2位につけており、プレーオフのストレートインは安泰と思われている。大切に育ててきたコアも確実に成長しており、チームとしては2021-22シーズンのカンファレンス準決勝進出以上の成績を期待しているはずだ。
加えて、モラントには2027-28シーズンまでの大型契約が残っており、この長期契約は球団の意思表示の表れとも言える。一方で、火のないところに煙は立たず、ドンチッチの前例がリーグの常識を狂わせた可能性も否定できない。
蜜月関係と思われているモラントとグリズリーズの将来はいかに。
文=Meiji
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