2025.02.20

今夏に超巨額契約を控えるシェイ・ギルジャス・アレクサンダーが代理人と決別

MVP有力候補に挙がるSGA[写真]=Getty Images
バスケ情報専門サイト

 2月19日(現地時間18日)。オクラホマシティ・サンダーシェイ・ギルジャス・アレクサンダー(以降SGA)が、代理人を務めていた『ワッサーマン』と決別し、今後は自身が代理人となって契約の交渉をしていくとシニアNBAインサイダーのクリス・へインズが報じた。

 ウェスタン・カンファレンス首位の44勝10敗でオールスターブレイクを迎えたサンダーで、SGAはリーグトップの平均32.5得点に5.1リバウンド6.1アシスト1.9スティール1.0ブロック、フィールドゴール成功率52.3パーセント、フリースロー成功率89.7パーセントの好成績を残し、MVPの有力候補に入っている。

 今シーズン終了後、26歳のオールスターガードはスーパーマックス契約と評される“超巨額契約”を結ぶ資格を手にしていて、その額は最大で4年2億9400万ドル(約441億円)になる。その期間は2027-28から2030-31までの4シーズンで、契約最終年には8150万ドル(約122億2500万円)という驚異的な年俸となる。

 NBA選手の契約で、代理人が受け取ることができるのは最大で4パーセント。スーパーマックス契約を結んだ場合、代理人には最大で1176万ドル(約17億6400万円)が渡ることになるのだが、SGAが自身でチーム側と交渉して契約締結となれば、その額を節約できる。

 ヘインズ氏によると、ここ数年ではロサンゼルス・クリッパーズのジェームズ・ハーデン、フィラデルフィア・セブンティシクサーズのジョエル・エンビードも代理人を立てず、自身で交渉しているとのこと。

 ただし、SGAの場合は、コート外の契約に関しては引き続き現在と同様に『ワッサーマン』が代理人を務めていくことになるようだ。

シェイ・ギルジャス・アレクサンダーの関連記事

NBAの関連記事

BASKETBALLKING VIDEO