2025.02.20

大物移籍が相次いだ今年のデッドラインを終えたヤニス「僕がトレードを求めるとは思えない」

NBA入りからバックス一筋でプレーするヤニス[写真]=Getty Images
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 NBAの2024-25シーズンにおけるトレードデッドラインは2月7日(現地時間6日、日付は以下同)に過ぎ、今年は例年以上に大物選手たちが動いた。

 ルカ・ドンチッチがロサンゼルス・レイカーズ、アンソニー・デイビスがダラス・マーベリックス、ジミー・バトラーがゴールデンステイト・ウォリアーズ、ディアロン・フォックスがサンアントニオ・スパーズ、ザック・ラビーンがサクラメント・キングスへシーズン途中に移籍。

 なかでも昨シーズンにマブスをNBAファイナルへ導いたドンチッチのレイカーズ移籍は、世界中に大きな衝撃を与えた。その報道には現役NBA選手たちも驚いたことだろう。

 そうした中、ミルウォーキー・バックス一筋12年目をプレーするヤニス・アデトクンボが、ギリシャのテレビ局『COSMOTE TV』の取材に応じ、トレードについて話していたと、20日に『Eurohoops』が報じている。

NBAはビジネスなんだ。もし僕が(トレードされたと)ゼネラルマネージャーから連絡が来たら、家族とシェアして自分の仕事をするだけ。僕はバスケットボールをプレーするために大金をもらっているからね。けど僕が自分から送る(トレードを求める)ことになるとは思えない。僕はそういうタイプのヤツじゃないし、そうなったら彼ら(フロントオフィス)が僕のことを追い出すことになるだろう」

 8年連続でプレーオフに出場しているバックスは、7日のデッドラインで2つのトレードを成立。クリス・ミドルトンやデロン・ライト、マージョン・ボーチャンプ、AJ・ジョンソンらを放出し、カイル・クーズマケビン・ポーターJr.、ジェリコ・シムズを獲得。

 イースタン・カンファレンス5位の29勝24敗でオールスターブレイクに入ったバックスは、アデトクンボやデイミアン・リラードボビー・ポーティスブルック・ロペストーリアン・プリンスギャリー・トレントJr.といったメンバーにクーズマをはじめとする移籍組を加えた布陣で、21日のロサンゼルス・クリッパーズ戦からレギュラーシーズンが再開する。

 アデトクンボ率いるバックスは、主力のケガなどもあってプレーオフでは2年連続ファーストラウンドで姿を消しているだけに、今シーズンこそは健康体でプレーオフを戦いたいところだ。

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