2025.12.06
NBA 2025-26シーズンも折り返し地点に到達した。順位表を見てみると、デトロイト・ピストンズの首位や、ジェイソン・テイタムをケガで欠くボストン・セルティックスの底力など、現在のイーストの順位は専門家たちでも予想できなかったはずで、一方のウェストはある種順当と受け取れる並びだが、サンアントニオ・スパーズの躍進や、ロサンゼルス・クリッパーズの巻き返しなどが印象的となっている。
これらの結果には、個人のパフォーマンスも大きく影響している。『ESPN』は、全ての試合、プレー、ラインアップから、試合の功績と責任を独自の指標で数値化した「ネットポイント」を集計し、前半戦のベストプレーヤーを発表した。
ネットポイント:1試合あたり+7.1、合計+300

今季も安定して高スタッツを残しているSGA [写真]=Getty Images
昨シーズンのMVPは、今シーズンも抜群の存在感を放っている。『ESPN』のアナリストであるディーン・オリバーによれば、1試合あたり+7.1ポイントは、チームの得失点差に対して、リーグ平均の選手よりおよそ7点分多く貢献していることを意味するという。
シェイの総合ネットポイントは、MVPを競い合うニコラ・ヨキッチ(デンバー・ナゲッツ)よりも+0.4ポイント多く、3位のカワイ・レナード(ロサンゼル・クリッパーズ)との比較では+2.8ポイントもプラスに。また、ドライブからのショットやレイアップを含む、オフェンスのネットポイント総量でもリーグ1位となっている。
ネットポイント:1試合あたり+2.6、合計+76

脅威的な高さでリングを守るウェンバンヤマ [写真]=Getty Images
2シーズン連続のブロック王に、いよいよDPOY(最優秀守備選手賞)受賞のときが近づいているかもしれない。ウェンバンヤマは、14試合の欠場とプレータイムの制限がありながら、ディフェンスのネットポイント総量でリーグ最多の数値を記録している。
1試合あたりのネットポイントは、次点のアイザイア・ハーテンシュタイン(サンダー)と+0.6ポイント差に。また、ライバルのチェット・ホルムグレン(サンダー)は、『Basketball Reference』のディフェンシブレーティングこそ同じ数値(103.9)を記録しているが、これはサンダーのチームとしての堅守によるところも大きい。『ESPN』のネットポイントでは、ウェンバンヤマがホルムグレンを+1.2ポイント上回る結果となっている。
ネットポイント:1試合あたり+2.5、合計+99

3ポイントを打つ機会創出にも長けているマレー [写真]=Getty Images
“プレーオフ・マレー”の異名を持つナゲッツの背番号27は、シーズン序盤からエンジンがかかっている。3ポイント成功率は44.8パーセントでリーグトップ10圏内におり、平均得点26.0得点はリーグで13位の成績だ。
マレーがこの部門で首位に輝いたのは、単にアウトサイドを決める能力だけでなく、3ポイントを放ち、その機会を創出する技術を最高レベルで実現しているから。7.5本の試投数もキャリアハイとなり、好調と自信が伺えるパフォーマンスとなっている。
ネットポイント:1試合あたり+1.3、合計+47.3

リバウンドに高い意識を持つロケッツにおいてアメン・トンプソンがトップに [写真]=Getty Images
『ESPN』によるリバウンドの定義は、ミスショットを取ることだけではなく、自分がマークしている相手にそれを取らせないことでもある。トンプソン兄弟の兄は、203センチというサイズに恵まれたガードであり、同じポジションでのマッチアップにおいて多くの場合、優位に立つことができる。
今シーズンのリバウンド数は、平均7.7本。ガードでは、ジョシュ・ギディー(シカゴ・ブルズ)とルカ・ドンチッチ(ロサンゼルス・レイカーズ)に次ぐ成績だ。ロケッツは全員でリバウンドを取る方針を掲げており、2位以下にはスティーブン・アダムズ、ジャバリ・スミスJr.、ケビン・デュラントが連名で続き、ランキング上位を独占。リバウンド部門におけるチーム換算のネットポイントは、文句なしで断トツの1位となっている。
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