2025.05.13

ペイサーズのリック・カーライルHCがNBAプレーオフ通算勝利数で球団トップに浮上

ペイサーズで指揮を執るカーライルHC[写真]=Getty Images
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 5月12日(現地時間11日、日付は以下同)。インディアナ・ペイサーズはホームのゲインブリッジ・フィールドハウスでクリーブランド・キャバリアーズを迎え、「NBAプレーオフ2025」イースタン・カンファレンス・セミファイナル第4戦を129-109で圧勝した。

 この日のペイサーズは第1クォーターに38得点、続く第2クォーターでも42得点を奪い、前半を終えて80-39でキャバリアーズを圧倒。プレーオフのハーフ(前半または後半)で80得点はフランチャイズ新記録で、ハーフの25アシストは1998年のプレー・バイ・プレー導入後ではNBAのプレーオフで歴代最多となった。

 ペイサーズはシリーズ最初の2戦をアウェーで制したものの、ホーム開催の第3戦でシリーズ初黒星を喫していたのだが、第4戦で第1シードのキャバリアーズに最大44点差をつけて快勝したことで、2年連続のカンファレンス・ファイナル進出へ3勝1敗と王手をかけた。

 第4戦ではパスカル・シアカムが21得点6リバウンド、4本の3ポイントシュートをすべて決めたマイルズ・ターナーが計20得点に7リバウンド、オビ・トッピンが20得点5リバウンドを残すなど計7選手が2ケタ得点を奪取。

 そしてペイサーズの指揮官として通算8シーズン目のリック・カーライルHC(ヘッドコーチ)は、NBAプレーオフ通算33勝(28敗/勝率54.1パーセント)に到達したことで、ラリー・バード(32勝20敗/勝率61.5パーセント)を抜いて球団史上トップに浮上した。

 ホームで驚異的な得点力を見せつけたペイサーズは、14日に敵地で開催される第5戦でシリーズ突破を狙う。

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