2025.05.21

新人最多アシストを記録したアイザイア・コリアーがオールルーキーチームに惜しくも落選

コリアーがわずか1ポイント差でセカンドチーム入りを逃した[写真]=Getty Images
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 5月21日(現地時間20日)。NBAは、2024-25レギュラーシーズンのオールルーキーチームを発表した。

 ファーストチームには新人王に選ばれたステフォン・キャッスル(サンアントニオ・スパーズ)が文句なしの満票で計200ポイントを獲得。続いてザカリー・リザシェイ(アトランタ・ホークス/計199ポイント)、ジェイレン・ウェルズ(メンフィス・グリズリーズ/計195ポイント)、ザック・イディー(グリズリーズ/計173ポイント)、アレックス・サー(ワシントン・ウィザーズ/計150ポイント)が選出。

 セカンドチームではマイアミ・ヒートのケレル・ウェア(計138ポイント)、シカゴ・ブルズのマタス・ブゼリス(計97ポイント)、ニューオーリンズ・ペリカンズのイブ・ミッシ(計90ポイント)、ポートランド・トレイルブレイザーズのドノバン・クリンガン(計73ポイント)、ウィザーズのバブ・キャリントン(計53ポイント)が名を連ねた。

 グローバルメディアパネル計100名による、1位票2ポイント、2位票1ポイントがそれぞれ加算される投票で、今シーズン惜しくも落選したのがユタ・ジャズアイザイア・コリアー。1位票1を含む計52ポイントを手にしていたものの、わずか1ポイント差でセカンドチーム入りを逃すことに。

 昨年のドラフト1巡目29位でジャズから指名されたコリアーは、190センチ95キロのポイントガード。今シーズンは71試合(うち先発は46試合)に出場し、平均25.9分8.7得点3.3リバウンドにルーキー最多の6.3アシストをマーク。

 今シーズンにコリアーが配球した446アシストは、1984-85シーズンにジョン・ストックトンが残した415アシストを抜き、ジャズの新人としてフランチャイズ記録を塗り替え、球団新記録を樹立。

 残念ながら、コリアーはオールルーキーチームに落選してしまったものの、この悔しさを胸にしまい、来シーズン以降に向けたモチベーションにしてほしい限りだ。

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