2025.05.23
5月22日(現地時間21日、日付は以下同)。インディアナ・ペイサーズとニューヨーク・ニックスによる「NBAプレーオフ2025」イースタン・カンファレンス・ファイナル初戦がスタートし、アウェーのペイサーズが第4クォーター残り6分46秒で17点ビハインドの展開から延長へ持ち込み、最終スコア138-135で勝利を収めた。
この日ペイサーズではタイリース・ハリバートンが31得点11アシスト、アーロン・ニスミスが30得点2リバウンド2ブロック、ニックスのジェイレン・ブランソンがゲームハイの43得点に5アシスト、カール・アンソニー・タウンズが35得点12リバウンドをマーク。
カンファレンス決勝で両チームの2選手がそろって30得点以上を記録したのはNBA史上初。オールスターに複数回選ばれたハリバートン、ブランソン、タウンズと並び、ニスミスがこの大一番にプレーオフキャリアハイの得点を奪った点は特筆すべきだろう。
キャリア5年目のニスミスは、196センチ97キロのウイングプレーヤー。14日に行われたクリーブランド・キャバリアーズとのカンファレンス・セミファイナル第5戦でプレーオフ自己最多の13リバウンドを奪った25歳は、ニックスとのシリーズ初戦でプレーオフ自己ベストとなる8本の3ポイントシュートをヒット。
しかも第4クォーターの残り4分45秒からなんと6本もの長距離砲を放り込み、大逆転劇に大きく貢献。最終クォーターだけで20得点の集中砲火を見せたニスミスは、NBA新記録も樹立した。
これまで、プレーオフの1つのクォーターで6本の3ポイントを炸裂させたのは6選手。ゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリー(2022年)やフェニックス・サンズのデビン・ブッカー(2021年)、ミルウォーキー・バックスのデイミアン・リラード(2021年/当時はポートランド・トレイルブレイザーズ)が決めてきたのだが、第4クォーターで6本も沈めたのはニスミスが初。
ペイサーズで先発の一角を務めるニスミスが、24日のシリーズ第2戦以降もニックス相手にショットを決め続けることができるのか、注目していきたいところだ。
Aaron Nesmith is the first player in NBA history to make six three-point field goals in the 4th quarter of a playoff game.
Only six other players have made six threes in a quarter of a playoff game:
▪️ Antoine Walker, BOS at PHI, April 28, 2002 (2nd Q)
▪️ Damian Lillard, POR… pic.twitter.com/y70n6iXR4X— NBA Communications (@NBAPR) May 22, 2025
2025.05.23
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