2025.09.29
9月27日(現地時間26日、日付は以下同)。メンフィス・グリズリーズのジャ・モラントは、新たな代理人を入れてNBA契約の交渉はしない意向だと地元メディア『Daily Memphian』が報じた。
2019年のドラフト1巡目2位でグリズリーズから指名されたモラントは、キャリア最初の5シーズンをジム・ヒル、ここ約1年間はマイク・ミラー(元オーランド・マジックほか)が代理人を務めてきたが、今年6月にミラーと決別していた。
昨シーズンまでのキャリア6シーズンで、188センチ78キロのポイントガードは新人王に加えてオールスターに2度、2022年には最優秀躍進選手賞(MIP)とオールNBAセカンドチームに選ばれ、現在は4シーズン連続で平均20.0得点以上を記録。
2022年夏に巨額の延長契約を結んでいた26歳のスターガードは、現行契約が残り3シーズンで、今オフにグリズリーズと2年の延長契約を結ぶ資格を手にしている。
近年、オクラホマシティ・サンダーのシェイ・ギルジャス・アレクサンダー、フィラデルフィア・セブンティシクサーズのジョエル・エンビードが代理人と契約せずに巨額な契約を締結。
ただし、現状でモラントが必ずしもグリズリーズからマックス額の延長契約をオファーされるとは限らず、両者が延長契約に関する話し合いをしている報道はない。
グリズリーズは27日に、30日から始まるトレーニングキャンプへ向けてジャレン・ジャクソンJr.、ザック・イディー、ブランドン・クラークが、ケガから回復中あるいは手術を受けることになると発表しているため、彼らがレギュラーシーズン開幕戦へ出場できるかは微妙。
キャリア7年目の今シーズン。モラントはケンテイビアス・コールドウェル・ポープやサンティ・アルダマらとスターターを形成する見込みで、主要ビッグマンたちの欠場で戦力ダウンするグリズリーズを引っ張っていくことが求められる。
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