2025.09.29

FAのホーフォード獲得に続き、メルトンとペイトン2世がウォリアーズ復帰へ

昨季序盤にウォリアーズでプレーしていたメルトン[写真]=Getty Images
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 9月29日(現地時間28日、日付は以下同)。ロスターが不足していたゴールデンステイト・ウォリアーズに大きな動きが報じられた。

 まずは制限なしFA(フリーエージェント)のアル・ホーフォードが、ゴールデンステイト・ウォリアーズと複数年契約を結ぶことをコミットしたと代理人が『ESPN』へ伝えたことで、39歳の大ベテランがボストン・セルティックスから退団することが決定。

 続いてFAのディアンソニー・メルトンゲイリー・ペイトン2世がウォリアーズとの契約にサインすることをコミットと『ESPN』が報道。さらに、今年のドラフト2巡目全体56位でメンフィス・グリズリーズから指名され、トレードでウォリアーズへ移籍していたウィル・リチャードが4年契約、同じくドラフト2巡目52位でフェニックス・サンズから指名されてトレードでウォリアーズ入りしたアレックス・トゥーイーが2ウェイ契約を結ぶと同メディアが報じた。

 キャリア18年目の昨シーズン。206センチ108キロのホーフォードは、セルティックスで60試合に出場して平均27.7分9.0得点6.2リバウンド2.1アシスト0.9ブロックをマーク。3ポイントシュートは成功率36.3パーセントで平均1.9本を決めている。

 27歳のメルトンは、昨シーズンにウォリアーズで開幕を迎え、6試合に出場して平均20.2分10.3得点3.3リバウンド2.8アシスト1.2スティールに3ポイント成功率37.1パーセント(平均2.2本成功)をマーク。

 ただ、昨年11月中旬に左ヒザの前十字靭帯を負傷して戦線離脱。翌12月にブルックリン・ネッツへトレードされるも、1試合も出場できずに昨シーズンを終えていた。

 32歳のペイトン2世は、ウォリアーズに計5シーズン在籍してきたガード。昨シーズンは62試合へ出場し、平均15.0分6.5得点3.0リバウンド1.3アシストにフィールドゴール成功率57.4パーセントを残している。

 ウォリアーズは30日にメディアデー、同日にトレーニングキャンプがスタート予定。これまでFA選手との契約が発表されなかったのは、制限付きFAのジョナサン・クミンガの状況が要因。クミンガがクォリファイングオファーを受け入れるかどうかの期限が10月2日となるため、近日中に詳細な契約内容が公開されるかもしれない。

 今回の報道で、ステフィン・カリードレイモンド・グリーンジミー・バトラー3世というビッグ3を擁するウォリアーズのロスターへ、3人のベテランが加わることとなった。

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