2025.09.29
9月24日(現地時間23日、日付は以下同)に『Eurohoops』へ公開された記事の中で、ヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)は『Sport24』とのインタビューで「ヨーロッパのクラブでプレーする可能性はあるのか?」と聞かれ、「あり得ないことじゃない」と返していた。
今年の「FIBAユーロバスケット2025」で、アデトクンボはギリシャ代表を引っ張り、銅メダルを獲得する立役者となった。30歳のフォワードは、大会2位の平均27.3得点、2位タイの10.6リバウンド、4.1アシスト1.1スティール0.9ブロックに加え、全体1位のフィールドゴール成功率68.5パーセントをマーク。
12月に31歳を迎えるアデトクンボは、NBAキャリア13年目の今シーズンもバックスのベストプレーヤーであり、リーグを代表するスーパースターの1人。現行契約は2026-27シーズン(翌2027-28シーズンはプレーヤーオプション)まで残っている。
現時点でトップレベルを維持するアデトクンボだが、今回のユーロバスケットではギリシャ代表のシニアチームで初のメダルを手にしたことで「ここまでの自分の人生で、たぶん最も偉大な成果だと思う」と話していたため、ギリシャへの思いは特別なのは間違いない。
そうした中、『Eurohoops』は28日に、トルコ代表の指揮官でギリシャのパナシナイコスでも指揮を執るエルギン・アタマンがアデトクンボについてこう口にしていたと報じている。
「ヤニスのことは大好きだし、NBAで最も万能な選手。彼のプレーを見たら『一体どうやって止めるんだ?』と思うだろう。彼はガードもでき、コートを走り回ることも可能で、ペイントからシュートできる。どこであろうと点を取れるし、ディフェンスもできるんだ。彼は私が心から尊敬している選手だ。いろんな事情があるから、私たちを結びつけるかどうかは分からない。でもヤニスが将来、パナシナイコスでプレーすることになるかもしれないね!」
ユーロバスケットでギリシャへの熱い思いを口にしていただけに、アデトクンボが現役を退く前にギリシャのクラブに入ってファンの前でプレーする可能性は決してゼロではないはず。いつかアデトクンボがその決断を下す日が訪れるのであれば、ギリシャは大盛り上がりを見せて歓迎するに違いない。
2025.09.29
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