2025.09.04
「FIBAユーロバスケット2025」グループフェーズでこれまでの4戦すべてに勝利し、ニコラ・ヨキッチ率いるセルビア代表(FIBAランキング2位)を抜いてグループAの首位に立っているトルコ代表(同27位)。チームの躍進を支える一つの要素が、エースであるアルペレン・シェングン(ヒューストン・ロケッツ)だ。
シェングンはここまでの4試合で1試合平均27.2分のプレータイムを記録し、同20.0得点8.8リバウンド6.5アシストとマルチな活躍を披露。チェコ代表(同19位)とのグループフェーズの第2戦では23得点12リバウンド9アシストと、トリプルダブルに迫るプレーで存在感を発揮した。
自らスコアを重ねる一方、パスワークの起点もこなすシェングン。ヤニス・アデトクンボ(ギリシャ代表)やラウリ・マルカネン(フィンランド代表)など、攻防両面での多彩なスキルを有するビッグマンが今大会には集結しているが、トルコのエルギン・アタマンHC(ヘッドコーチ)は、シェングンにヨキッチを超える活躍を期待しているようだ。
セルビアのスポーツメディア『Mozzart TV』のインタビューに応じたアタマンHCは、ヨキッチのスキルに最も近い選手を問われた際に「多くの選手がいる。ヤニス・アデトクンボやマルカネン、リトアニアのヨナス・バランチュナスも忘れてはいけない」とコメント。その上で、自国のエースがヨキッチを超える未来を渇望している。
「これらの選手は、全員が優秀なプレーヤーだ。シェングンはまだ23歳で、若き才能。将来的に、ヨキッチを超える存在になることを願っている」
グループフェーズの最終戦では、ヨキッチ率いるセルビアとの一戦がセットされているトルコ。NBAでも屈指の“ポイントセンター”として実力を示しているビッグマンの激突には、注目が集まるだろう。
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