2024.12.30
9月2日、「FIBAユーロバスケット2025」のグループフェーズが開催。ボスニア・ヘルツェゴビナ代表(FIBAランキング41位)がギリシャ代表(同13位)と激突し、80-77で見事に勝利を挙げた。
前半までは一進一退の攻防を繰り広げていた両チーム。後半の出だしでボスニア・ヘルツェゴビナがファストブレイクから得点を量産し、2ケタのリードをつかむ場面も。最終クォーターでギリシャの追撃に苦しむも、ユスフ・ヌルキッチ(ユタ・ジャズ)らが要所でフリースローを沈め、貴重な大会2勝目を手にした。
ヌルキッチはチームハイタイの18得点に加え、10得点3アシスト3スティールと多彩な活躍を披露。ギリシャのエース、ヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)がヒザの不調で欠場となったなか、「(アデトクンボの不在は)大きな変化ではなかった」と、試合後の記者会見で振り返った。
「我々のディフェンスは健在で、相手が誰であろうと、同じ規律を守らなければならない。試合の大半で、我々は強固な規律を保つことができた」
また、大会初敗戦となったギリシャも、エースの欠けた状態でのプレーを経験できたことは大きな収穫となった模様。先発ガードのタイラー・ドーシーは「僕たちにとって、良い試練だった。相手がフィジカルで攻めてきたとき、後退せずに反撃する方法を考えないといけない」とコメントしている。
また、ヤニスの兄であるタナシス・アデトクンボも「学ぶべき点が多く、成長につながる試合の一つ。ペースやリズム、そしてフィジカルとメンタルの両方で準備を整える必要がある」と、チームの改善点について触れた。
すでにギリシャは決勝トーナメント進出を決めている一方、ボスニア・ヘルツェゴビナも所属するグループCは3チームが2勝2敗で並ぶ大混戦。ヌルキッチ率いるボスニア・ヘルツェゴビナにとって、ジョージア代表(同24位)とのグループフェーズ最終戦では是が非でも勝利を収めたいところだろう。
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